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バル・ア・パン

バル・ア・パン

「美味しいパンがムショウに食べたい」。そう思うときがある。だが、仕事後となると東京広しといえどそれはかなり至難の業。だからこそ、嬉しいのがこんなお店だ

バル・ア・パン

新丸の内ビルにある「POINT ET LIGNE」。フランス語で“点と線”という意味の名を持つこのお店は、丸の内という東京の起“点”から、世界という“線”へ、美味しいパンを発信したいという願いを込めて付けられた。MADE IN TOKYOがコンセプトというだけあり、追求したのは東京メイドの完全オリジナルレシピ。フレンチの淺野正己シェフがプロデュースするスタイリッシュなパンが、自然と光を意識した店内で手作りされている。

近づいただけで、ふんわりと焼きたてパンのこうばしい香りが漂うお店はまるでブティックのよう。パン屋のイメージをことごとく覆す。店の奥には、光を表すピンクの壁が柔らかな照明の中に静かに浮かび上がっている。その壁に面するスペースが、新しいスタイルでパンが楽しめるバール「BAR À PAIN」だ。チャージ\500には、好きなだけおかわりのできるお食事パンと、自家製コンフィチュール代が含まれている。ここでの主役はあくまでもパンなのだ。

そこへアラカルトから、好きなメニューを選んでいくのが、「BAR À PAIN」のシステム。

こんがりと香り、食欲を心地よくそそってくれるパンを、その場で味わう贅沢は何にも代えがたい。その贅沢を最大限に味わわせてくれるのが、パンと料理の相性を知り尽くしたフレンチのシェフが自ら「パンと一緒に食べたいメニュー」というわけだ。前菜(\400〜\700)や、お肉やお魚のアラカルト(\700〜\1,000)など、本格的な味が手頃な価格で提供されているのも嬉しい。12月からは、アラカルトやドリンクのメニューも、より広がっていくというから楽しみだ。

バル・ア・パン

ショップで販売しているパンをバールでイートインすることはできないが、ショップでパンを買って帰ることはもちろん可能。「バールではまずできたての美味しさを楽しむ。そして気に入ったら、買って帰って家でも楽しんでもらいたい」とお店のシェフ。

ショップでは、バーで出される5種類のパンのほか、数多くがカウンターに並ぶ。食感の違う二つの胚芽入りクロワッサン「こまち」と「桂」や、鴨肉から脂を抽出するときにでるカリカリ状になった脂身の繊維質グラトンをはさんで焼いた「ガレット」(週1回ほどしか販売しないので、店頭で見つけたら即買い)、しっとりとケーキのような味わいの「リーニュ」(1日72個限定)など。

(写真左):写真奥より、北海道の有機専用畑から生まれた国産のオリジナル小麦“北の香り”を100%使用した「ノール ノール」、生地に練り込まれた鴨脂の風味が広がっていく「ドゥミ ノール」、小麦胚芽入りの「ロンブリオン」、オリーブオイルの生地を使った「ミラン」、くるみが入った「ノワ」。この5種類のパンに、フレッシュな味わいのコンフィチュール(自家製季節のジャム)がついてくる。追加で、ブールコンポーゼ(自家製合わせバター)やグレスドカナール(鴨の脂)をオーダーすればより楽しみが広がる(各\200)。
(写真右):アラカルトメニューで特におすすめなのは、季節の野菜が付け合わされた、鴨もも肉のコンフィ。かりっと焼きあがった皮の下は、ジュージーで柔らか(\700)。 お供には、パンとフレンチに合うワイン(グラス\700〜)はもちろん、オリジナルのジュースやフローズンドリンクも人気。

バル・ア・パン

迷ってしまって選べないという人ほど、バールでお店自慢のパンを食してみることから始めるのがおすすめだ。
ぱりっとふわふわ。焼きたてのパンを、絶品フレンチとワインでいただく。まずはこんな至福の体験を、ぜひ。

(text/june makiguchi, photo/kawakami shu remy)


(写真左):デザートメニューの生姜風味のパンプディングも、きりっとしたジンジャーの香りと程よい甘みが絶妙に溶け合う。ネクタリンのコンフィチュールとクレームシャンティとのハーモニーも華やかだ。(\400)

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バル・ア・パン

BAR À PAIN(バル・ア・パン) 

東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディングB1
Tel:03-5222-7005
営業時間: ランチ 平日 11:00〜16:00(LO 15:00)
ディナー 平日 17:00〜22:00(LO 21:00)
日・祝 11:00〜21:00(LO 20:00)
定休日:無休
席数:30席
 

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