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コルテオ

コルテオ

劇場に足を一歩踏み入れただけで別世界へと旅立たせてくれる――。それが、ライブの迫力と臨場感。シルク・ドゥ・ソレイユが創設25年を記念して日本で行う夢のスーパーサーカス第8弾「コルテオ」を観ると、まさにそれが実感できる。1992年の「ファシナシオン」による日本初公演から16年。すでに「サルティンバンコ」「アレグリア」「キダム」「ドラリオン」など7作品で710万人の動員を記録してきたが、今回日本初上陸となる「コルテオ」はシルク最高傑作との呼び声が高い演目だ。

コルテオ

イタリア語で“行列”を意味するタイトルがつけられたこのショーでは、ひとりのクラウンを中心に繰り広げられる祝祭のパレードを表現。夢とうつつを行き来するような不思議な時間と空間を、音楽、衣装、振り付け、舞台装置のすべてで紡いでいく。うっとり、しっとりと官能と幻想の世界で観客のため息を誘ったかと思うと、弾むようにリズミカルに、躍動感溢れるワザで驚愕と笑いで盛り上げる。高い身体能力に裏打ちされたスタイリッシュな技の数々は、サーカスの概念をどこまでも塗り替えていき、観る者を夢の世界に誘う。

(写真左)ヘリウム風船で浮かんだ小さなアーティストが、空中散歩。人が一度は思い描く、自由に空を飛ぶ夢。それを可能にした特製バルーンは直径約2メートル。Costumes:Dominique Lemieux c 2007 Fuji Television

また、これまでとはひと味違うシルクが楽しめるのも今公演の大きな魅力だろう。筆頭は、シルク初のアリーナ型の巨大円形劇場。もちろん、「コルテオ」専用だ。観客を独自の世界観に引き込むための大切なスイッチのひとつとして大切な役割を果たすこの劇場。中央にあるのは、直径13.2mの回転式円形ステージと、約3000の客席を二分するように敷かれた道のような32mの長いステージ。客席とステージの間には、シースルーの巨大絵画のカーテンが垂れ下がっている。このユニークな舞台を、喜びや悲しみ、静と動、大胆さと繊細さなど、人生を彩るさまざまな感情が“行列”となって行き交う演出は、とにかく斬新。これまでにない興奮と一体感を約束してくれる。
さらに、言葉を積極的に使うという試みもシルク初。演劇的要素を加えたことで、人間の喜怒哀楽をより奥行きをもって表現。歌とパフォーマンスを両立させるワザもお目見えするなど、「コルテオ」にはいくつかの“初めて”が隠されているのだ。

コルテオ

この夢の舞台を実現するため、世界24カ国から66名のアーティスト(5名の元オリンピック選手を含む)と58名のスタッフが日本に集結。なかには、案内役を務めてくれる日本人アーティストも。日本公演オリジナルのキャラクターを演じる彼ももちろん正式メンバー。ラストのツアーニク(鉄棒)で、自慢の能力をみせているのも見逃せない。

想像力と創造性。人間が持つこの二つの能力の素晴らしさで、パワフルかつ芸術性豊かに、究極の肉体美と身体能力の極限を見せ付ける「コルテオ」。2005年に開幕して以来、すでに世界25都市で1351回の公演回数を経て、300万人以上の観客動員を記録し、今や伝説となりつつある。この公演に魅了されたというセレブリティも、スカーレット・ヨハンソン、ジェーン・フォンダ、ロビン・ウィリアムズ、バラク・オバマと多数。彼らとともに、あなたもこの伝説の一部になってみてはいかがだろうか。

(写真右)ショーのラストを飾る鉄棒。好青年をイメージした8人のアーティストが、箱型に組まれた鉄棒セットへ、絶妙のタイミングで飛び込んでいく。個人技とチームワークの素晴らしさに圧倒される。Costumes:Dominique Lemieux c 2007 Fuji Television

(text / june makiguchi)

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シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ コルテオ』 
 CIRQUE DU SOLEIL DAIHATSU Corteo

東京公演 2009年2月4日(水)〜5月5日(火・祝日)
会場:原宿・新ビッグトップ(国立競技場オリンピックプラザ)
チケット予約:コルテオ専用ダイヤル 0570-02-9568(4:00〜7:00を除く)
お問い合わせ・チケット予約:インフォメーションデスク 03-5237-7120

名古屋公演2009年5月21日(木)〜7月12日(日)/大坂公演2009年7月29日(水)〜9月30日(水)/福岡公演2010年2月11日(木・祝)〜4月4日(日)/仙台公演2010年4月21日(水)〜6月6日(日)

『コルテオ』公式Webサイトはこちら

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