凛として、しなやか 京美人の秘密大研究
インタビュー&オススメスポット UN DEUX MARI KOTORAN SPA

フランスを代表するファッションブランド「エルメス」も「学ぶべきブランドの真髄が今も息づく」と一目置く京都。フランスの有名コスメブランド「クラランス」が世界初のスパをオープンするに当たり選んだ場所も、やはり京都でした。

「クラランス」という名を聞いてすぐに思い浮かぶのは、純白の地に真紅の文字が施されたボトル。シャープでフェミニン、そして「洗練」というブランドイメージです。次々とロング・セラー・アイテムを世に輩出する実力もさることながら、そのアイテムを用いた「スパ」へと大きな跳躍を遂げた2005年、世界中の美容関係者が「KOTORAN SPA by CLARINS」に大注目をしました。

手書きのメッセージカードにもてなしの「心」

幻想的でスピリチュアルな気分になる受付を通ると、ヒーリングCDやお香、お茶など「KOTORAN」のフィロソフィー・エッセンスを持ち帰りできるショッピングコーナー。そこに飾られた大きな和紙のタペストリーは(写真左)、京都で有名な女流作家のもの。作品を照らす間接照明には、人が瞑想状態にあるときのゆったりと深い呼吸のリズムがプログラミングされています。

白いバスローブに包まれてトリートメント・ルームへ向かえば、ソファの横にはさり気なく私の名前とセラピストの方の名前が入った手書きのカードが、ウェルカム・メッセージと共に添えられています。トリートメントの予約時間になる以前から、「今日はリラックスして頂けますように」とセラピストの方が私に想いを馳せてくださっていたことが伝わり、感激しました。

シンギングボールの音、塗香、五感で京都気分を満喫

セラピストから、力加減の希望や、疲れているカラダの部位などを丁寧に聞かれた後は、香りのパウダーを両手でこすり合わせる「塗香」(ずこう)を行います。香りは丁子(ちょうじ=クローブ)。和の香りを満喫していると、頭上で「ゴーン」と穏やかなシンギングボールの音が。

セラピストが、右手にバチを、左手にシンギングボールを持ってゆっくりと音をくゆらせます。横たわって静かに目をつぶり、その音の反響に身を任せることは、カラダ中の波長を整える効果があります。カラダの緊張が芯からほどけてゆく感じです。和柄や竹などのインテリアを多用したトリートメント・ルームで視覚を。塗香で嗅覚を。シンギングボールの音で聴覚を。そしてセラピストのぬくもりのある手肌で触覚を。4つの感覚に、心地良さが渦を巻いて広がります。

京都ならでは、の奥深いメニュー

「京美人」へ1歩でも近づくために私が今回受けたのは、まず保湿中心の「クラランス プロ フェイシャル ハイドレイティング」(60分\17850)。そして宇治の緑茶、ヨモギ、ドクダミ、ハトムギ等を木綿に包んで、体に当てツボを刺激する「緑茶ハーブトリートメント」(30分\8400)。セラピストが80種類以上の手の動きを使い、リンパの流れと血液循環を促進する「クラランス タッチ」はフェイシャルということもあり、とてもソフト。「プラント フェイシャル ピーリング」で角質のディープクレンジングの後、クラランスが誇るロングセラーひとつ「イドラバランス マスク」で顔と手を集中パック。

その後、カラダのツボを、“蒸しハーブ”の温かい木綿でそっとプッシュされれば、腰痛や肩コリ、旅の疲れが消えてしまいました。トリートメント後は、けだるい余韻をゆっくりと味わいながらリラクゼーションラウンジの椅子でサンドイッチなどのヘルシーなスパ・キュイジーヌ(有料)を楽しめます。

「そんなに急がないで、もっとゆっくり。もっと優しく…」ホテルにいながらにして京都時間を堪能できるコトラン・スパ byクラランスの、肌と心の両方に効く癒しの時間でリセットされたら、さあ、また東京で頑張ろう、という新たな元気が湧いてきました。

Web site
京都市中京区河原町三条上ル
京都ロイヤルホテル&スパ10F
tel. 075-223-1221
営業時間/10:00~22:00  無休


Navigator's Profile
黒田みわこ
大晦日生まれ A型 元ミスかわさき(何年かはヒミツ!)
「トラサルディ」「カール・ラガーフェルド」などのプレスを経て、コレクション情報誌にてミラノ・ロンドンのコレクション取材を担当した後、フリーに。
青山ウェブ編集長をした後出産、現在は子育ての傍ら女性サイト「カフェグローブ」インタビュー記事、他女性誌にてビューティー、ファッションを担当。

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