ブランド精神 ヴィンテージ・コレクター LYNN BANの世界へようこそ


日本のセレブリティたちが集う表参道の会員制メンバーズサロン、セリュックス。選りすぐられた流行のファッション、インテリア、アートが揃うグラマラスな店内で、今ひときわ個性を放っているのがリン・バンのヴィンテージ・コレクションだ。

(写真上):Bangle / Wendy Gell 1980’s ¥168,000 Necklase / Kenneth Jay Lane 1960’s ¥75,600

リン・バンは、ファッション界、エンタテインメント界では有名なヴィンテージ・コレクター。モード誌にも登場するファッション・アイコンの一人だ。そのセンスの良さから、デザイナーのアンドリュー・ゲンが自らのミューズの一人と讃えている女性でもある。15年前から世界各国を歩き、偉大なデザイナーたちが遺したインテージクチュールのドレスやアクセサリーを収集。

あくまでも個人的な趣味から始まったものだが、1960~70年代のものを中心にイヴ・サンローラン、クロエ、ビル・ブラスなど現在も人気のブランドから、今や入手困難となったハルストンのような幻のメゾンのものにまで及び、もはやミュージアムピースとも呼べるほどのものまでが揃う。このコレクションはモード誌で働く友人たちの間で注目を浴びはじめたことをきっかけに話題となる。2003年には、バーニーズニ ューヨークが彼女のコレクションを紹介し、取り扱いを開始。2004年にはリン・バンのヴィンテージクチュールショップもオープンさせている。

彼女自身、雑誌で取り上げられることも多く、“個性ある一流”を好むハリウッドセレブの間でも注目の存在だ。ニコール・キッドマン、ジェニファー・ロペス、レニー・ゼルヴィガーたちが、特別なドレスを探す際にリンの元を訪れるという。他のセレブとのバッティングを嫌う彼女たちにとって、一点もののヴィンテージが揃うリンのクローゼットは最高のブティック。しかも、保管状態も素晴らしく、現在では実現できない技も使われた一級品ばかり。サイズを選べないだけに、ぴったりとフィットするサイズに出会うことは運命的という物語性も手伝って、新作とは一線を画す特別な魅力でセレブたちにも愛されている。

現在、セリュックスでは、日本ではなかなかお目にかかれない貴重なコレクションの中から、夏にぴったりなサマードレスとアクセサリーを展開中。ファッションとのロマンティックな出会いを求めるのなら、ぜひ足を運んで。 ( photo / pawel jaszczuk text / jun makiguchi)

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