こだわりのスタイルを持つ本物志向の人々に、圧倒的な支持を得ているハンティング・ワールド。高い機能を備えた実用性と、アウトドアを発祥としたブランドらしいシックなラグジュアリー性が個性的。それは、アウトドアアクティビティというものが、アフリカでのサファリやハンティングに代表されていた時代、大人たちの贅沢な遊びだったころの優雅さを感じさせるからだろう。

独特のエレガンスは、ブランド創設者、ロバート・M・リーの精神に由来する。ニューヨーク州ロングアイランドで自然への強い憧れを抱きながら育った青年ボブは、設計技師として活躍するも、1955年、幼い頃からの夢であったアフリカ旅行を実現する。以来10年間その地にとどまり、17カ国を回りながら野生動物の調査、保護、密猟の一掃に関わる活動を行い、自然への敬意を募らせていった。そして1959年にはアンゴラにサファリ・カンパニー“リー・エクスぺディションズ社”を設立。やがて、ゲストたちが持参する鞄や数々のアイテムが、アフリカの過酷な自然の中で全く機能しないことに気づくと、自らラゲージをデザイン。これがブランドの原点となる。経験から生まれた機能性の高い装備は、上流社会で瞬く間に評判に。
65年に米国へ戻ると、ニューヨークで“ハンティング・ワールド・インコーポレッド”を設立。体験に基づく知識や知恵を凝縮させたアウトドア・スポーツ装備品の本格的な製造事業を開始したのだった。
(写真)建築家、不動産ディベロッパー、冒険家、探検家、ハンター、作家、環境保護主義者など、多くの顔を持つロバート・M・リー。1961年、ケニアでペットのチーターと。
幸福のしるし、自由と蘇生のシンボルである牙のない仔像のロゴ・マークととともに、“ブランドの顔”ともなっている特殊素材のバチュー・クロスは、フランス軍でトラックの幌に採用されていた素材を用いて独自に開発したもの。防塵、耐水のためにナイロン・クロスにポリウレタン・コーティングを施し、断熱と耐寒、衝撃緩和のための芯を入れ、ナイロン製ジャージーで内貼りした3層構造のオリジナル素材。見た目にもエレガント。革製品の様に使い続けるとしなやかさが増し、変化する風合いも楽しめるため、長年愛用する人が多いという。1980年代後半には、トラッド・ブームの波に乗り、日本でも一大ブームを巻き起こしたが、以来、流行に惑わされることなく愛し続ける大人たちが多いのも納得だ。
歴史と伝統に裏打ちされた由緒正しい背景を持つブランド。そんな格式ゆえに敷居が高いという印象があるのも事実だ。しかも、発祥がアウトドア=男性的というイメージも強い。だが実は、洗練された都会向けのレディスアイテムも数多い。特にveritaが注目する「メダリック レザー コレクション」と「メダリック キャンバス コレクション」は、大ぶりなロゴ・チャームが印象的。鮮やかな色使いや素材感、ディテールは良質感たっぷりでラグジュアリーなのに、スポーティなナチュラル感がスタイリッシュ。そして、毎日持ち歩きたくなる軽さも機能も大きな魅力。モダンな表情の中にも、ボブ・リーの精神がしっかりと踏襲されているのである。
アフリカの大地を旅した人々が信頼してきたヘビーデューティ・ブランドならではの実用性と、当時の上流社会のラグジュアリー感はそのままに、時代性を取り込んで進化し続けるハンティング・ワールド。伝統と精神を守りつつ、バチュー素材の最大の特徴である軽さと衝撃緩和を兼ね備えたレザーによる、新素材バチュー・レザーなどを用いた新たなる個性派も続々誕生させている。そこから感じられるのは、まさにブランドが掲げる“BEYOND THE ORIGIN”というコンセプト。2005年に設立40周年を迎え、新たなステージへと足を踏み入れたハンティング・ワールドが誇る素材感、信頼のファンクションを、まずは店頭で手にとって、確かめてみてはいかがだろうか。
(写真)ハンティング・ワールドを代表するキャリーオール。商品作りは、機能を優先し次に形。試作品はボブ自身がテストするのはもちろん、旅行に出かける友人たちにも使用してもらい感想を聞いたという。使う人の視点に立っているからこそ、良質なバッグが生まれる。過酷な自然の中はもちろんのこと、都会でも驚きの力を発揮してくれる。

Tel:03-5467-4731
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4月5日~23日まで、全国のハンティング・ワールド ブティックにて、レディスアイテムが勢揃いする“Early summer fair”を開催。メダリック キャンバスやメダリック レザー、コットンとジュートを使った軽やかなファブリックがカラフルなアット イーズ トリポッド ブレイドもラインアップ。この機会にぜひ、手にとってみては。










