ドラマな人生を強く生き抜いた、映画の中の女性たち

男たちが作った歴史を、女は泣いて受け入れるしかなかった時代。それを敢然と拒絶して、自分の意志を貫いた強く凛々しい女性たちがいます。現代女性なら誰もが憧れるそのたくましさは、映画になるほど波乱に満ちた生涯の中で、いまもなお輝いています。


アルゼンチンで最も有名なファイースト・レディであるエバ・ペロン。親しみを込めて「エビータ」と呼ばれる彼女は、大統領以上の影響力をもち政治の表舞台で活躍した女性です。

首都ブエノスアイレスで野心を燃やす彼女の人生が大きく動き始めたのは、ラジオ女優をしていた20代の初め頃。当時の軍事政権の要人フアン・ペロンと出会い、彼の愛人として政治活動を全面的にバックアップしてゆきます。

その贅沢な暮らしぶりはしばしば非難の的にもなりましたが、あくまで弱者の側に立った政治姿勢は決してブレません。自らの美貌を利用して女優へ、そして大統領夫人へと上り詰める貪欲さを「娼婦」と蔑む富裕層などものともせず、やがて国民からの絶大な支持を獲得してゆきます。ついにペロンは大統領の座を手にしますが、すべてを手に入れたのは実はエバ。人生を駆け抜けた彼女は33歳でこの世を去った後もずっと「聖女」として国民に愛され続けますが、ペロンは彼女の死の3年後にその座を追われてしまったのですから。

『エビータ』
監督:アラン・パーカー
出演:マドンナ、アントニオ・バンデラス
ジョナサン・プライス、ジミー・ネイル

『エビータ』

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茶々-天涯の貴妃(おんな)-
2007年12月22日より全国東映系にて公開

監督:橋本一
脚本:高田宏治
原作:井上靖
出演:和央ようか、 寺島しのぶ、 富田靖子、 高島礼子、 余貴美子
原田美枝子、 中村獅童、 渡部篤郎、 松方弘樹
(C) 2007「茶々-天涯の貴妃-」製作委員会

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