ドラマな人生を強く生き抜いた、映画の中の女性たち

男たちが作った歴史を、女は泣いて受け入れるしかなかった時代。それを敢然と拒絶して、自分の意志を貫いた強く凛々しい女性たちがいます。現代女性なら誰もが憧れるそのたくましさは、映画になるほど波乱に満ちた生涯の中で、いまもなお輝いています。

女優からモナコ公妃へ 永遠のクールビューティ
グレース・ケリー

フィラデルフィアの大富豪の家庭に生まれ育ったグレース・ケリーは、19歳で女優を目指して単身ニューヨークへ。翌年にはブロードウェイの舞台に立ち、22歳の頃にはハリウッド映画のヒロインに大抜擢されます。けれどもこんなサクセス・ストーリーがただのプロローグになってしまうほど、人気絶頂の最中のモナコ公国レーニエ大公妃への転身は華麗なものでした。巨匠ヒッチコックはその後もラブコールを送り続けましたが、彼女は大ヒット作『上流社会』を最後に、女優業からきっぱりと身を引いてしまったのです。

一説には、結婚の裏にアメリカから観光客誘致を狙うモナコのしたたかな計算があったこと、言葉や文化の違いに苦しめられたことなども言われていますが、そんな中でも片時もエレガントさを失わなかった彼女には、女性としての芯の強さを感じずにはいられません。文化や社会貢献に情熱を注いだ彼女は、いまも変わらぬモナコのシンボル。53歳での悲劇的な事故死すら伝説の1ページとして、いまだ世界中の女性の憧れの対象なのです。

『上流社会』
監督:チャールズ・ウォルターズ
出演:グレース・ケリー、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング

『上流社会』

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茶々-天涯の貴妃(おんな)-
2007年12月22日より全国東映系にて公開

監督:橋本一
脚本:高田宏治
原作:井上靖
出演:和央ようか、 寺島しのぶ、 富田靖子、 高島礼子、 余貴美子
原田美枝子、 中村獅童、 渡部篤郎、 松方弘樹
(C) 2007「茶々-天涯の貴妃-」製作委員会

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