ドラマな人生を強く生き抜いた、映画の中の女性たち

男たちが作った歴史を、女は泣いて受け入れるしかなかった時代。それを敢然と拒絶して、自分の意志を貫いた強く凛々しい女性たちがいます。現代女性なら誰もが憧れるそのたくましさは、映画になるほど波乱に満ちた生涯の中で、いまもなお輝いています。

苦痛を芸術と愛に変え、偉大な男たちを虜にした
フリーダ・カーロ

ラテン・アメリカで最も印象的なシュール・レアリズム絵画を残した、メキシコの女流画家フリーダ・カーロ。バラバラになった身体や血の滴る内臓、死神をモチーフにした、奇怪とも思えるその作品の数々は、彼女の人生そのものと言っていいかもしれません。18歳の時に遭った事故で、身体を鉄パイプで貫かれた彼女のその後の人生は、後遺症との闘いだったといいます。

間断なく押し寄せる痛み、ビスだらけの身体になおも繰り返される手術、度重なる流産、切断を余儀なくされた足指……彼女はそんな苦痛のすべてを絵に描き、芸術家としての地位を築いてゆきます。人生を諦めない強さとひたむきさは、多くの恋愛をもひき寄せます。彫刻家イサム・ノグチ、ロシアの革命家トロツキー、そして生涯のパートナー、メキシコの壁画家ディエゴ・リベラ。度重なる浮気でフリーダを苦しめた21歳年上の最愛の夫は、離婚の後に再びフリーダにプロポーズし、晩年は寝込むことも多かった彼女を看取ったとか。諦めない強さで、彼女は人生を芸術と恋愛で彩ったのです。

『フリーダ』
監督:ジュリー・テイモア
出演:サルマ・ハエック、アルフレッド・モリーナ、アントニオ・バンデラス

『フリーダ』

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茶々-天涯の貴妃(おんな)-
2007年12月22日より全国東映系にて公開

監督:橋本一
脚本:高田宏治
原作:井上靖
出演:和央ようか、 寺島しのぶ、 富田靖子、 高島礼子、 余貴美子
原田美枝子、 中村獅童、 渡部篤郎、 松方弘樹
(C) 2007「茶々-天涯の貴妃-」製作委員会

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