event手で見る写真展 TOUCH SEE

目の不自由なひとも写真を見ることができれば・・・・・・常々そんな思いを願っていた航空写真家であるヤン・アルテュス=ベルトラン。1996年からスタートした『空から見た地球』プロジェクトは彼が75あまりの国を空から撮影し、地球の造形美と大自然を映し出した心揺さぶる作品である。それを、アイウェア界の最高峰ブランド「アラン ミクリ」のデザイナーであるアラン・ミクリと共に<手で見る写真展>・・・・・・そう、さわってわかる写真を作りあげたのである。

アラン・ミクリは彼のコレクションからもわかるように、アセテート・セルロースという素材が大のお気に入り。象牙や動物の角、鼈甲(べっこう)に代わる素材でもあり、なにより耐久性にも優れているためこのプロジェクトを持続的に展開することをも可能にしてくれた。アセテート・セルロースを透明なグレーの層板と、固体の白層板でサンドし、様々な深さに彫り、深く彫った部分にはグレーの層板を通して白色が浮き出てくる。深さの知覚と影により写真を立体的に感知できるしくみというわけだ。


■ヴォー(ニューカレドニア)のハート<フランス領ニューカレドニア>
半水生植物であるマングローブの森の潮の満ち引きにより生まれたハート型の空き地

2003年ロンドンの「ナチュラルヒストリーミュージアム」で始まったこの展覧会はヨーロッパ各地を巡回し、この春日本では初めてのの開催となる。この機会に手から感じ取る「空から見た地球」を、10本の指先でものを見てみるという新しい次元の知覚を感じとってみてはいかがだろうか。


■リオデジャネイロを見下ろすコルコヴァード<ブラジル>
704mの高さにあるキリストの彫刻・コルコヴァードが「砂糖パンの丘」を見下ろす。


<アイウェアデザイナー>
1955年フランス リヨン生まれ。世界のアイウェアブティックを展開するハウスブランド「アラン ミクリ」のデザイナー。眼鏡業界の常識にとらわれないデザインで、多くのファッションデザイナーをも魅了し、ファッション業界にも大きな影響を与えている。
>>アラン ミクリに関する過去記事を見る


<航空写真家>
1980年代より航空写真のスペシャリストとして数多くの名作を生みだしてきているフランスの航空写真家。1996年からスタートした『空から見た地球』プロジェクトは、10年もの歳月をかけて地球を取り続けてきた代表作で日本を含め世界各地で展覧会が開催された。

手で見る写真展 TOUCH AND SEE

地球を指先で感じる展覧会
アラン・ミクリ<アイウェアデザイナー>×ヤン・アルテュス=ベルトラン<空から地球を撮る写真家>によるコラボレーションワーク
会期:2006年4月4日(火)-10日(月)会期中無休 AM11:00‐PM20:00 (但し4月7日(金)は18時閉場)
会場:『スパイラルガーデン』(スパイラル1F)入場無料 
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 東京メトロ表参道駅(銀座線・半蔵門線・千代田線)B1出口前
TEL.03(3498)1171(代表)
主催:ミクリ ジャポン株式会社/LA TERRE VUE DU CIEL/ Mazzucchelli

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