「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展
今、見たい日本のアーティスト36組

アート鑑賞の最たる楽しみは、未知の作品と出会う瞬間にある。と言っても過言ではないだろう。次々と新しい才能・作品が現れる、現在進行形の美術。それらを多様な日本人アーティストの作品を通して紹介する「六本木クロッシング」の第二弾が、森美術館にて催される。

榎 忠《RPM-1200》今回は、特に「交差(クロッシング)」の意味に注目し、天野一夫(美術評論家・京都造形芸術大学教授)、荒木夏実(森美術館キュレーター)、佐藤直樹(ASYLアートディレクター)、椹木野衣(美術評論家)の4人のキュレーターによって、36組のアーティストが厳選された。

(写真左):榎 忠  《RPM-1200》 2005年-
高 3.3m、直径 4.5m  金属
KPOキリンプラザ大阪「その男、榎 忠」展、2006
Photo: Hirakakiuchi Yuto

横山裕一《「トラベル」より》60年代後半から関西を拠点とし、奇抜な発想を自身の身体をはじめあらゆる素材で実現する、榎 忠。舞台説明やセリフがなく、幾何学的な線で一連のストーリーを描ききる、漫画家の横山裕一。フラフープやチェーン、鏡など身近な既製品を用い、大胆且つ洗練された感覚で作品化する鬼頭健吾。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、グラフィックデザイン、映像等々ジャンルを横断した表現活動を行う、宇川直宏……など、作家それぞれの表現形態はさまざま。アーティスト一人ひとりの独創的な表現、そして今という時代がまさに交差している。

時や分野を超えて息づく日本の創造性とその傾向を考察し、過去、現在、その先の未来へと脈動する日本のアートの可能性を探る展覧会だ。

(写真右):横山裕一 《「トラベル」より》 2002-05年
525.6 × 360 cm インクジェットプリント
Courtesy: East Press  Printed in France 2005, in Japan 2006

「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展

会期:2007年10月13日(土)~2008年1月14日(月・祝)<会期中無休>
時間:月・水-日10:00~22:00、火10:00~17:00
   *12月25日(火)、1月1日(火)は22:00まで  
    いずれも入館は閉館時間の30分前まで
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー(53階) 
    Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
入館料:一般¥1,500、学生(高校・大学生)¥1,000、子供(4歳以上-中学生)¥500

キュレーター4人によるパネルディスカッション、大沢伸一や宇川直宏による映像と音楽のイベントなどなど、魅力的なパブリックプログラムはこちら

(写真右):森美術館外観

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