

今春、フランス発インテリア用品とプロダクトデザインのオンラインショップCOLISEUM-SHOP(コリゼウム ショップ)が誕生した。
名称には、人間の偉大な創造性を象徴する、古代ローマ時代の史跡建造物コロッセウムに由来し、それを現代においては、デザインの観点から継承していこうという意味合いが込められている。どんな時代をCOLISEUMと築いていくことができるのだろう。
そこで、COLISEUM-SHOPを運営する代表者、Claude Albagnac(クロード・アルバニャック)氏に、オンラインショップの特徴や今後の進展についてうかがった。
「セレクトショップのCOLETTEとCONRAN SHOPの長所を組み合わせた内容にしたかった」と企業指針を語るように、室内と屋外家具、照明器具、キッチン用品、リネン関係など幅広い商品群を揃えて、絶えず更新しつづけるプロダクトデザインの動向を一早くキャッチできる内容である。 昨今、「デザイン」という言葉が独り歩きしてしまいがちであるからこそ、誰にでも分かり易く、そしてオンラインショップであることを忘れずに、消費者の立場になって考えた「デザイン」商品のショッピングの在り方を教えてくれるお手本でもあるようだ。
「デザインやデコレーションへの関心に、年齢や性別、国籍などの境はないはずです。弊社では当初から日本市場を意識しました。ご存知のように、日本では、海外からのファッションやコスメティック用品の普及は早いけれど、家具やプロダクトにおいては、まだまだ歴史が浅いように思われます。ただ、日本人は堅実な消費者です。こうした知識の豊富な方々をも魅了できる内容を目指すのは、自然な成行きでしょう」と語る。
そのためにサイトは、販売される商品はデザイナーと連動し、“デザイナーが紹介する”一冊の本のような手法をとる。デザイナーの簡単なプロフィールを掲載することもポイントで、消費者が選んだ商品をどのようなデザイナーが手掛けているのかも明確にする。手に取ったり、体感したりすることができない代わりに、ビジュアルの鮮明度も重要視されるのは、オンラインショップに共通する。サイトのレイアウトは、カラフルというよりはむしろ質素で洗練されていて、これは、コンテンツやアイテムなどのテーマ毎へのアクセス、検索や買い物をスムーズにするためであろう。
「ETC créations やDian Linのような新鋭デザイナーとのコラボレーションにも積極的です」と、オンラインショップに留まらずに、ショールームやエディターとしての、さらなるプロジェクト展開も匂わせている。
「今後もますますアジア市場をターゲットにしてきたいです。現在、販売している商品をご覧になっていただくとお分かりのように、質の高い商品で価格帯も幅広いです。例えば、フィリップ・スタルクがXOのためにデザインしたスツールBUBUは¥12,497。ポンピドゥーセンターにも認定されたLexon社のTYKHO RADIOは¥7,498と購買力を促進させます。かたや、新鋭デザイナー エリック・ベルテスのチェアDOONUTSは¥299,934と、消費者のターゲットも広く捉えています」と積極的に、新鋭デザイナーのクリエーションも取り入れていく方向性を示している。
「さらに、新しいトレンドを築いていかれるような立場でもありたい」とオンラインショップの枠に留まらない野心にも溢れている。
「世界のファッションが行き交う渦中にいる日本のみなさま、COLISEUM-SHOPをクリックされると、お求めの商品やギフト用品のアイディア、さらにはトレンドをキャッチすることもできるので、ぜひお気軽にサイトにアクセスしてください。デザインは、可能性への扉を開きます。まさに、Design up your world!」
verita読者へのコメントも忘れない、クロード・アルバニャック氏の熱い想いを受け止め、COLISEUM-SHOPの今後の発展に期待したい。
(text / Kaoru URATA)
お問い合わせ先:COLISEUM-SHOP http://www.coliseum-shop.com/jp/









