
「年に2回、大きな波がやってきます。いくつかのプロジェクトが同時進行することが多い勝負の時期ですね。ブランド側がそのシーズン、どういうものを打ち出したいのかという部分をベースに、イメージに近いコンテや、モデルや女優の写真をコラージュしたりして作ったマップや試作を見せながら、まずヴィジュアルの提案をします。イメージが固まったら、撮影クルーを選びます。あとは撮影場所を探したり、モデルのオーディションをして、いよいよ撮影。納品までに1カ月半ほどかかりますね」
モデル、ロケ地、スタッフなど、多くの選択肢の中から、特定のイメージに合ったものを探し、創り込んでいく。近藤さんが、日々行っている“探求”という作業に欠かせないのが、μ1050SWだ。「ロケハンやオーディションで、μ1050SWが大活躍します。オーディションに来たモデルをいろいろな角度から撮影して、髪の色などを再チェックするのにも、便利ですね」
その他、お店のロゴや、ショッピングバッグのデザインなども手がける。毎年、aquagirlで登場するクリスマス限定バッグやクリスマスカードも彼女のデザインだ。
そんな彼女のインスパイア・ソースは、仕事でもプライベートでもよくでかけるヨーロッパに多い。
「パリは友達も多いし、ファッションウィークにでかけることも多いです。蚤の市に行くのも好きですね。古本や古着、アンティークなどを探します。他にも、アートギャラリーやショウウィンドウなど、旅先で出会う様々なものから刺激を受けます。好きなのは、ひねりやユーモアがありつつも、ベースにエレガントさがあるもの。あとパリといえば映画『マリー・アントワネット』に出てくるラデュレの世界観も大好きです。ラデュレのお店で入手できる本は色も綺麗なので、仕事の際に参考にすることも。お勧めです!」
写真上から:
・参考になりそうな雑誌の写真や文字をスキャン
・相手に撮った写真を見せながら説明するシーンもしばしば
・イメージを伝えるためのヴィジュアル探しをアシスタントに指示
仕事に欠かせない精神は、「いろいろな世代、いろいろなカルチャーに興味を持って、アンテナを張り巡らすこと」と近藤さん。彼女自身、とても好奇心旺盛だ。週末には人気DJとしても活躍する。「女性二人組のユニットPUNKADELIX(パンカデリックス)を結成して3年。これは仕事とは意識していないですね。DJをしていると、仕事では出会えないような人々に会うのも楽しみのひとつ。自分よりもずっと若い世代の子と話すのも面白い。彼らの好きなもの、注目しているものなどを知る事は、アートディレクターとしての仕事にもいい影響を与えていますね」
そんな近藤さんのお気に入りのひと時は、愛犬と過ごすリラックスタイム。ここでもカメラは手放せない。「今一番楽しいのは、飼って3年になるトイプードルのムーと公園に散歩に行くこと。犬の写真は毎日のように撮っていますよ(笑)。刺激のある生活は楽しいけれど、いろいろ吸収しすぎて疲れることも。でも、家に帰って犬と会うことで、リセットされるんです。ムーは、明日へのパワーをくれる大切な存在ですね」
photo / shiori kawamoto, text / june makiguchi

キレイなだけじゃ、つまらない。凛とした強さをもつカメラ μ1050SW

アートディレクターとしての仕事やDJ活動を通して、日々多くの人との出会いを楽しむ近藤さん。親しい友人や知り合った人と写真を撮ることも多いという。
「モニターを1回たたくことで撮影モード、撮った写真を再生するモードに変更できるのが便利で楽しいですね。暗い場所でも素早くモード切り替えができるのでらくちん。撮ってから再生して他の人に見せるときもスムーズです」

街中で、仕事で、旅先で……
写真におさめたい一瞬は、日常のふとしたときにやってくるもの。
オリンパスのデジカメ「μ1050SW」は、スタイリッシュでありながら、タフな構造、多くの機能を持ち合わせた優れモノ。
あらゆるシーンに連れて行けばきっと活躍してくれる、心強い味方です。

2010.09.22
華やかな柄だけじゃない、エミリオ・プッチの奥深い魅力と革新

2010.07.14
満を持して日本に上陸したフランス生まれのスキンケアブランド「BR」の実力とは?