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フリーガー&ファンダム

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トレンドとは、その名の通り流行の“傾向”を意味するもの。それぞれが個性を打ち出そうとするファッション業界でも、毎年、ある種の傾向というものが生まれ、ブランドが打ち出すアイテムには多少の類似性があることは周知の事実だ。

(写真上):GUARDIAN ANGEL - CLASSIC イエロー、パープル、チョコレート、ワインレッドなど、カラーバリエーションも豊富。S/\34.650、L/\36,750

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最大の特徴は、時代の持つ空気を敏感に反映させたメッセージ性。ブランドの顔でもあるシリーズ「ガーディアンエンジェル」は、フェルト素材に銃やナイフのシルエットがエンボス加工されており、犯罪率の上昇や暴力に対する強いメッセージが潜む。銃やナイフが与える安心感と、武装することでしか保証されない安全という、現在社会が抱えるアンビバレンスを見事に映し出した作品だ。

2002年に発表されて以来、このバッグは毎シーズン、新しい色のコンビネーションが生まれ、ブランドの定番となっている。

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だが、話題はこれだけにとどまらない。常にユニークな新作が次々に誕生している点にも注目だ。グローバル化しどんどん距離を縮めている世界を旅するというコンセプトで作られたドラベルバッグ「GMT」は、身軽な感覚で旅する現代のスタイルを表現。旅に必要なGMT(Glasses=眼鏡・サングラス&Music=音楽&Ticket=チケット)を象ったポケットをバッグの前面に設け、デザイン性と機能性の両面を充実させている。

「セレブを始め、世界中の多くの人が小犬をファッションアクセサリーとして持ち歩く“流行”に対して、何かアクションを起こしたかった」というデザイナーの思いが生んだバッグは、その名も「ダックスフント」。ダックスフントの姿をしたバッグは、皮肉が込められていながらも、どこへでも連れ歩きたくなる可愛さだ。

日常の中で目にする出来事に潜む矛盾や疑問を表現。若くみずみずしい感性をもって“現代”を作品に反映させる姿は、ファッション業界だけでなく、アートシーンでも熱い視線を注がれている。先述の「ガーディアンエンジェル」がMoMA(ニューヨーク近代美術館)の2006年度デザイン建築部門パーマネントコレクション(永久保存)に選ばれたことが何よりもその証拠。つまり彼らの作品は、単なるバッグという枠を超えて、モダンアートを持ち歩くという感覚を実現させ、ファッションに前衛的な遊び心と、知性というスパイスを与えてくれるのだ。

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この秋、ついに待望の日本本格進出を果たす“Vlieger&Vandam”。可愛いだけ、美しいだけのファッションにはもう飽き飽きという日本のカルチャーシーンを、どう刺激してくれるかが楽しみだ。

(text / june makiguchi )

(写真左):グラフィックデザイナーのキャロライン・フリーガー
(写真右):プロダクトデザイナーのヘイン・ファン・ダム

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GAS AS INTERFACE

東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 3F
Tel:03-5704-7374

取扱店舗(2007年10月現在)
・Revelations
・ISETAN 新宿店本館2F TAGLINE ザ・メッセージ ほか
 

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