第7回「スタイリッシュな花の饗宴 “モダンIKE‐BANA”~華道家・中村俊月に学ぶ 身近なアイテムを使ったモードな いけばな術~

すがすがしい秋晴れとなったさる10月28日(土)。表参道のcopon norpでは恒例になった“verita Live!”第7回が開催されました。早朝に市場から仕入れてきた花がトラックいっぱい届くと、あたり一面が芳しい香りに包まれました。お花のあふれんばかりの生命力とみずみずしい存在感を感じつつ始まったverita Live! 華道家・中村俊月さんを迎えどんな花の饗宴が繰り広げられたのか、その様子を早速レポートしたいと思います。

華道相阿弥流指導師範。上智大学在学中にいけばなと出会い、帝国華道院主催の「全日本いけばなコンクール」等の華道展に出品。2002年にはバングラデシュで行われた日本大使館主催のイベント「JAPAN WEEK」 にていけばなのデモンストレーションに参加。
『花時間』(角川書店)等の雑誌にても数多くの作品を発表し、いけばなの新しいかたちを提案。 2004年に渡仏後、『es』『0044』等のパリコレの装飾をはじめとする様々な仕事を通して、 さらなる花の可能性を発表し続ける。2006年、東京にアトリエ『syunka』を設立。

今回使ったお花

大田花きさんのご協力で各地から新鮮なお花を農家の方々から提供してもらうことができました。 (株式会社大田花き
それぞれの素晴らしいお花について先生にご紹介いただきます。

ホトトギス
群馬県
六合村 篠原啓吾さん

「和洋問わず、大人色のアレンジメントにしっくりきます。」

赤づる
群馬県
六合村 篠原啓吾さん

「色も質感も秋のアレンジメントにぴったり。見せたい花留めになりました。」

サンダーソニア
千葉県
丸朝園芸農協

「かわいい花と共に流れのある先端のグリーンが最高。」

ベッセラエレガンス
千葉県
丸朝園芸農協

「細くてしなやかな茎と華やかな色の花がアレンジメントのスパイスに最適。」

実バラ
岐阜県
飛騨農協

「プリプリとしたつやがおいしそうでアレンジメントが輝きます。」

石化ケイトウ
千葉県
大野重雄さん

「文句なしで日本一の石化ケイトウ。生けるときにワクワクします。」

14:00 スタート 先生のお手本

用意された2つの花器、中を覗くと剣山もなければスポンジもない。どうやって花を活けるの?と思う方も多かったようですが、モダンいけばなは『花の顔をみて、花の向きたい方向にいかせてあげる』ことが大切とのこと。つまり剣山などは使わず、つるや柳を丸めることで植物の“花留め”を作り、そこに花を活けていくのです。

花材選び

大田花きさんのご協力により各生産地からいろいろな花を豊富に揃えることが出来ました。山のようにある花の中にはモダンいけばならしく、見慣れない南国風のお花もありました。

実践

みなさん、ほとんどの方がいけばな初体験とのことでしたが、意外にも手早く花を活けていきます。想像以上に簡単! それもモダンいけばなの魅力のひとつなのです。

アドバイスをもらいながら…

使う花も、出来上がる形も自由だからこそ個性もでるもの。今回は、定員15名ということでひとりひとりと先生がコミュニケーションを十分にとっていただくことができ、迷うこともなかったようです。

完成したいけばなを鑑賞

約1時間強ほどでほぼ皆さん2つの花器にお花を活けることが出来ました。完成したいけばなはどれも個性豊かでモダン。どれも初心者とは思えない出来に先生も驚きです。

ティータイム 第2部スタート

さて、実践の第1部が終了し、第2部では中村先生による大型いけばなアートのライブです。みなさんには、ほっと一息できるアジアンティー『BOH TEA』(キャメロン紅茶ジャパン)をいただきました。

中村先生による大型いけばなアートのライブを始めて見る人も多かったのですが、大量の花をバサッ、バサッと豪快に活けていく先生の姿にいけばなの印象が変わった人も多いはず。「繊細さと豪快さの両方がいけばなにはあるのだと知りました。」との感想も…見事なアートに会場中がじっくり見入ってしまいました。

圧倒的な美 いけばなアート

1時間弱の熱演の後、出来上がった見事ないけばなにみなさんカメラのシャッターを押します。本当に素晴らしくこれが見れただけで今日は満足という方もいたほどです。まさに脱日常のいけばなアートでした。

みなさんの作品をご紹介

~今回ご協力いただいた企業様ご紹介~
◆花材提供:大田花き
◆各花の生産者農家の皆さん
・ホトトギス、赤づる… 群馬県 六合村の篠原啓吾さん  ・サンダーソニア、ベッセラエレガンス… 千葉県 丸朝園芸農協
・実バラ… 岐阜県 飛騨農協  ・石化ケイトウ… 千葉県 大野重雄さん
◆紅茶提供: キャメロン紅茶ジャパン

How does this Live make you feel?   Liveの感想は?

■   非日常の素敵な時間を持つことが出来ました。お花に触れるっていいですね。同じ花器とお花を使うことによって個性の表れを実感できたこともとても楽しかったです。(会社員・48歳)

■   先生が身近で分からないことがすぐ質問できて初心者にはよい取っ掛かりになります(主婦・33歳)

■   来るまで想像していなかった新鮮な気落ちを経験できました(コーディネーター・30歳)

■   楽しんで出来た、今までにない脱日常(主婦・45歳)

■   先生のライブを見て活け花には豪快さと繊細さの両方が必要なんだと思いました。どの花も殺さず立体感や美味しそうな色使いバランスを作り出す姿に惚れました!(会社員・33歳)

■   おちついた雰囲気でよかったです。(会社員・33歳)

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