雨が降ってる。
雨の時は雨の匂いがする。 正確に言うと雨で土やアスファルトが濡れた匂いなんだろうけど。
子供の時からずっと同じ匂い。 この匂いが何故か好きだ。
この匂いと雨が降る直前のちょうど涙が溢れそうで溢れないような何とも言えない「どんより」「しっとり」した感じも好きだ。
この場合の「雨」は冬の「雨」……さびしい「雨」。
ポール・トーマス・アンダーソン監督の映画『マグノリア』を御存知だろうか?
観てない人にいきなりラストシーンの話をして申し訳ないが、この映画、何を迷ったかラストシーンで「雨」ならぬ「蛙」が降る。
初めて観た時衝撃を受けた!
「雨」じゃなくて「蛙」が降るのである。 それもかわいい「雨蛙」じゃなく完全に「ガマ」のたぐいだ。
その「ガマ」が数千匹?数万匹?空から降って来る。
御覧になって無い方は「どんな映画だ!?」 とお思いでしょう。 無理もありませんね「ガマ蛙」降るんですから。
しかもそれまで「大マジ」の映画ですよ。
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