今この原稿をパリのホテルで書いている。
もう前のアルバムからは5年ぶりになる新作のレコーディングの為にここパリにやってきた。
先週まではロンドンにいた。 ロンドンからパリに向かうユーロスターに乗るためのウオータールー駅で驚くべき人物に遭遇した。
伝説のパンクバンド、元ザ・クラッシュのベーシストのポール・シムノンである。
ホームへ上がるエスカレーターの僕のすぐ前でプライマル・スクリームのボーカリスト
と一緒だった。彼らは僕と同じパリ行きのユーロスターの別の車両へと乗り込んでいた。
ザ・クラッシュと言えば、僕の人生を変えてしまったと言っても過言ではないほど
当時彼らの熱狂的なファンだった。
もちろん今も変わらず大きな存在である。
偶然だが一昨年他界してしまった、そのザ・クラッシュのリーダーでありボーカリスト
のジョー・ストラマーの生前のドキュメンタリーDVDをこの旅に持参していた。
なんだか無性にザ・クラッシュが聴きたくなり、滞在してるオペラ座近くのfnacというCDショップに立ち寄った。またまた偶然だが、彼らの代表作の『ロンドン・コーリング』が入口のすぐそばの正面に置いてあり、僕を待っていたかのように並べられていた。
迷わず買ってホテルに戻り聴いた。
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