music狂おしいほど愛するひとの人生と歌声

好きな人の歌を聴くと一緒に歌いたくなって、いてもたってもいられなくなる。

そして何度も、段々とその人の歌い方、ブレスの場所、声音の感じ、最後には声そのもの-----が“同じ”になるまで、一緒に歌うことを止められなくなってしまう。昔からそうやって色んな歌手の完コピ(と言っても判断は、あくまでも 自分(笑))みたいな事を好きでやっていますが、このマイーザの歌声の特徴を掴む事ができない。

これは私の単純な日常の聴き手の話なので申し訳ないけれど、彼女の歌声がもたらす感情の変化、ソウルは朗らかに心に響くのに、それを歌うことができないのです。もどかしい!少しがっかりしてしまうくらい。こんな風に歌えないから…と別にネガティブな話じゃないのですが、何か今まで見た事がない山に出くわした感じ。その山のてっぺんから見える景色や途中の小径や小川、流れる空気や風や雨たちを、私はまだ見たことがないのだろうか? と感じてしまう。この声を持って生まれて、こうした歌を歌って生きた彼女の人生は、いったいどんなのだったんだろうと、どうしても考えてしまいます。

そしてまた、彼女自身のオリジナル曲が素晴らしくて、私は大好きなんです。曲も歌詩も忘れがたいものがあります。このアルバムのライナーノーツに書いてあることですが、彼女は1936年にサンパウロの名家の娘として生まれたのだそう。そして18歳の時に世界の大富豪のひとりと言われる方と結婚したんですって。しかし後半は酒におぼれ、40歳の時に交通事故でなくなってしまった…とあります。もっともっと彼女について知りたいと思いながら一緒に歌っています。(畠山美由紀)

毎年恒例となったGLORIA CHAPELのライブDVD
を初リリース!
ファンの間ではプレミアムチケットと言われる“キリスト品川教会グローリア・チャペル”でのライヴを完全収録。
DVDのリリースは今作が初となる。チャペルという神聖な場所で、伸びやかな彼女の歌声が圧倒的な存在感を放つ。

畠山美由紀

男女ユニット “Port of Notes” や、10人編成のダンス ホール楽団 “Double Famous”のヴォーカリストとして活躍する中、'01年9月12日 に、シングル「輝く月が照らす夜」でソロ・デビュー。現在までに3枚のオリジナル・アルバムとカヴァー・アルバム、 ライブ・アルバムの計4作品をリリース。唯一無二の透明感溢れる歌声と圧倒的な存在感は、音楽シーンの中で確 固たる地位 を築いている。シンガーとして、他アーティストの作品、トリビュート・アルバム等にも積極的に参加。6月14日には、毎年恒例の教会ライブのDVDをリリース。

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