

Antonio Carlos Jobimの『Wave』というアルバムをご存知でしょうか? Bossa Nova史における歴史的名盤と呼ばれている作品。日本のように四季豊かな国で生活をしていると、その時々のお気に入りも季節の影響を少なからず受けるような気がします。夏だから聴きたいというわけではないのですが、夏に聴いたら心地良いこと間違いなしの音楽です。
そもそもBossa Novaとの出会いはかれこれ15年近く前、とあるCDショップでの事。当時大学でクラシックの作曲の勉強ばかりしていた僕にとって耳に飛び込んできたその音楽はなんとも不思議なものでした。その音楽性の豊かさ、メロディの美しさ、全てが衝撃でした。それからというもの、すっかりこのBossa Novaという音楽の虜になってしまいました。しかし、まだその頃には今のようにCDショップにブラジル音楽コーナがあるわけでもなく、こんなにネットが普及している訳でもなく、その音楽を知りたい欲求から、毎週のように青山にあるブラジル音楽を聞きながらブラジル料理を楽しむ店に通いつめていた時期もありました。
ひょっとすると音楽に対する価値観というのはその時代時代によって違うのかもしれない。物事は全て時間と共に変化していくもの、懐古趣味的に過去ばかりを賛美していてもきっと何も始まらないのでしょう。ただ人が音楽を好きだという事、これは変わらないと思います。
Bossa Novaは英語でNew Wave。
なんとも魅力的で力強い言葉だ。
(text / Ryota Nozaki)
特定のメンバーを持たない不定形ミュージック・プロジェクト“Jazztronik”の中核として活動して10年。世界を股にかけ、ダンスフロアを沸かせてきた野崎良太が、ここ数年の楽曲のアップデート版をメインに構成したミニアルバムをリリース。今ロンドンで話題の歌姫、イマーニのソウルフルなヴォーカルをフィーチャーした新作「Sweet Rain」はこの夏おすすめ。
PCCA-02700
¥1,890(税込)
お問い合わせ先:ポニーキャニオン Tel 03-5521-8012
国内外の旬でカッティングエッジなアーティスト達をフィーチャーする日本最大のオールナイト野外ミュージックフェスティバル、METAMORPHOSE。草原の中、レイヴ的な雰囲気の“PLANET”ステージでオープニングを飾った昨年に引き続き、今年も同ステージでの出演が決定。
METAMORPHOSE08
日時:2008年 8月23日(土)夕方から翌朝にかけて
開催地:日本サイクルスポーツセンター(静岡・伊豆修善寺)
料金:前売り ¥10,500、当日 ¥12,000
Ryota Nozaki(Jazztronik)/ 野崎良太(ジャズトロニック)
アーティスト、DJ、コンポーザー、サウンドプロデューサーとして、昨年はAL3枚のリリース、ドラマサウンドトラック制作、Mix CD「Defected In The House」にも日本人アーティストとして初参加するなど、国内外を問わず幅広く活躍している。活動10周年の今年、冬にはフルアルバムのリリースを予定。











