

その時の気分で好きな曲って変わるし、あまりにも沢山好きな曲がありすぎて一曲だけ選ぶのは難しいけど、その中でも一番よく聴く曲は、サム・クックの「ハビング・ア・パーティ」。僕の父親がDJをやっていたので、子供の頃から色々な音楽が溢れている環境で育ったんだ。父は今でもレコードを集めているよ。サム・クックは僕の両親が大好きなアーティストだったこともあってよく聴いていて、今では僕の大好きなアーティストになった。
この曲はとてもクール。家での楽しいパーティ、パーティフード、お酒、音楽、ダンス、友人のことなどハッピーな歌詞が書かれているんだけど、その反面でメロディーは凄くメランコリーでちょっと悲しげなんだ。歌詞とメロディーのギャップがこの曲をユニークにしていると思う。楽しかったホームパーティを思い出させてくれるし、この曲が書かれた時代のパーティや、映画に出てくるような、オールディーズのダンスパーティはどんなだったんだろうって、想像させられる曲だ。
父親が「ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー」の45インチアナログ盤を持っていて、そのB面にこの曲が入っていたんだ。この曲は一番ヒットした曲だから、ベストアルバムやコンピなんかには必ず入ってる。
僕の家族はみんなサム・クックのファン。彼の音楽的才能や活動も素晴らしいけど、彼が、僕の両親が生まれ育ったガイアナ出身の女性と結婚した事でさらにファンになった。
ガイアナはとても小さい国だけど、素晴らしい人々で溢れている。母親の子供の頃の友人がサムの奥さんなんて、凄いことなんだ。この結婚話はガイアナの国中で語り継がれていくだろうハッピーストーリーだね。
最近、DJがいて、ドリンクや食べ物があるような楽しいホームパーティをやる人がどんどん減っているのに気づいたんだ。クラブやバーに行くのが主流だからね。それってなんだか悲しい。ホームパーティは気取らず、温かくて、メローでみんなが楽しめる場だからね。いつの日か、僕が家を買ったら、この曲で歌われているような楽しいホームパーティを開くことを約束するよ。
(text / EON(Base))

自由でジャンルレスでハイセンスな音楽で、今やカナダをはじめ世界中で受け入れられているバンド、ベドウィン・サウンドクラッシュ。彼らが大学在学中に自主制作し、2001年にリリースしたバンド初期のアルバム『ルート・ファイアー』の日本盤が2008年7月に発売となった。日本盤ボーナスとして、カナダ、アメリカ、ヨーロッパでシングル・カットされる、大人気曲「12:59ララバイ」のPV(日本撮影)などを収録。
PCCY-80053 ¥2,000(税込)
日本盤のみボーナストラック3曲、新曲PVエンハンストを収録
お問い合わせ先:SURFROCK INTERNATIONAL INC.
Bedouin Soundclash/ベドウィン・サウンドクラッシュ
カナダのクイーンズ大学で出会ったジェイ、イオン、パットの3人が2001年に結成したバンド。パンク、レゲエ、ダンスホール、ワールド、ダブ……自分達が聴いてきた全ての音楽を上手く吸収、消化し独自の音の世界観を作りあげてしまった。在学時代に自主制作アルバム『ルーツ・ファイアー』をリリース。06年にはカナダで大ヒットした『サウンディング・ア・モザイク』で日本デビュー。サマーソニック08での再来日も決定し、いよいよその活動が本格化してきた。











