ぼくの人生、常に笑いが絶えない。
家族も明るいしね。オランダではよく自転車に乗りながら弟と一緒にふざけあっては笑い転げていたなあ。「The Office」とか「Little Britain」といったUKのコメディドラマのシリーズがすごく笑えて大好き。ときには一人で空想したり演じては笑ってたりもするね。
最近の笑いの記憶は、ビルボード東京でのライブ。ほんとに楽しくて、笑ってばかりだった。バンドメンバーもツアースタッフも、親しくて面白い仲間だからいつもふざけ合っていたよ。今回の来日ではテレビの音楽番組への出演があって、その中で「何か面白いことをやってください」というリクエストがあったんだ。それで僕はオールドファッションなジャズダンスをやってみた。その日の晩に番組が放映され、ホテルの僕の部屋にみんな集まってその番組を一緒に見たんだよね。ちょうど僕の誕生日の前日でお祝いしてくれていて。メンバーの中には僕がこのダンスをやったことを知らない人たちもいたから、放映を見てとても驚いて、からかってきて……! もう大騒ぎ。
あとは、バンドメンバーの中で、特にドラマーのヤスパーがいつもふざけてばかりいて道化師みたいで愉快だね。みんなヤスパーを見たらきっと好きになると思うよ。こういう仲間がいるだけで、笑顔と笑いに溢れてツアーがもっと楽しくなる。
そう僕の人生には、笑いが溢れている。
だから、ステージでもいつも笑いをあげたい。古いオルゴールを廻す姿もコミカルでしょ? メンバーでステージの端に寄ってギターを弾く姿とか、笑っちゃうよね。
僕の音楽には、日常の喜びと悲しみ、驚きや感動をユーモラスに込めているんだ。旋律に乗せた笑いが皆に届いて楽しくなればいいな。一時はグランジやロックなどやってはみたけど、やっぱり僕にはジャズビートが体に流れているんだと思う。笑いの旋律がね。

きっとランバート、ヘンドリックス&ロスを聴いたら楽しくて踊りだしたくなるよ。笑いが溢れ出るサウンド。歌詞がときどきとてもおかしいんだ。食べ物についてのこともあれば、ごく日常的なものごと、たまにほんとにアホらしいことについて歌ってることもある。何より彼らの音楽はスタジオでパーティをやってるみたいに楽しいから、幸せな気分にさせてくれるんだ。何気ない日常、身近にある笑いって大切だよね。人生の最高の宝物!
by wouter hamel(interview / noriko honma(Legends Press))
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07年のデビューアルバム『ヘメル』がリリースされるやいなや、その類まれな作曲センスとオリジナリティ、完成されたヴォーカルとスウィートな歌声、そして端正なルックスが絶賛を浴び、本国オランダではゴールド・ディスクを獲得するとともに数々の音楽賞を受賞、日本以外でも韓国、台湾、タイでもリリースされるなど世界的なブレイクを果たしたウーター・ヘメル。
前作に続きプロデューサーはオランダが誇る天才ポップ・マエストロ、ベニー・シングス。レーベル・メイトのアルト・サックス奏者、ベンジャミン・ハーマン(ニュー・クール・コレクティブ)もゲスト参加!
Wouter Hamel『NOBODY'S TUNE』 ¥2,415 ※ボーナス・トラック3曲収録 BSCJ-30117 発売元:P-Vine Special
※2009年9月4日(金)には東京JAZZ 2009に出演決定!
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ウーター・へメル/Wouter Hamel
“シルクの声を持つジャズ界のプリンス”“新世代のフランク・シナトラ”と称されるジャズシンガー。2005年のオランダ・ジャズ・ヴォーカリスト・コンペティションで男性ヴォーカリストとしては史上初となる栄冠に輝いたことをきっかけに数々のジャズ・フェスやTV番組に出演、ベニー・シングスも所属するDox Recordsのバート・シュアに認められファミリーに迎えられる。ベニー・シングスと共に制作したデビュー・アルバム『Hamel』はオランダはもとより、日本でも1万枚を越える大ヒットを記録。
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