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現代に蘇るセーヴル工房~フランスの伝統~ [ update:2009-10-02 16:00:00 ]

セーヴル工房

Le vase baleine No.1
クジラのしぶきを表現した花瓶の断片


セーヴル工房は、1740年より、フランスが誇る陶磁器の窯元として伝統を継承する。美術館に貯蔵されている宮廷コレクションと並行に、市場に出回る数々の商品は高品質なものばかりだ。
昨今では、アーティストやデザイナーとのコラボレーションを深めることで、現代仕様としてのマスターピースやシリーズも制作する。あと、数日間であるが、パリ市内のギャラリーでは、仏人デザイナーJosé Lévy(ジョゼ・レヴィ)による作品を堪能することができる。彼は、メンズファッションデザイナーとして名を知られているが、早期から、あらゆるジャンルのアーティストたちとプロジェクトを組むことで、デザイン業にとらわれず、アート活動も行ってきた。
今回、セーヴル工房の宝庫から、レヴィーの観点を導入させて、20数点の作品に息吹があたえられた。無釉の陶器作品が目立つ。微量のユーモアある詩的感覚がまじわり、素の形が強調されている。

セーヴル工房

■Mousse de Sèvres(セーヴルの苔)展
2009年10月3日迄
場所:Galerie de la Manufacture
(4,place André Malraux 75001 Paris)

(text by kaoru URATA)

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