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星のや, 軽井沢, 森林養生

星のや, 軽井沢, 森林養生

「日の出入りと共に早寝早起きする」「よく噛んで食べる」「食べる量は腹八分目くらいにおさえる」……どれも既に見聞きし、それが良いというのは頭では分かっていること。しかしそれを本当の意味で理解し、日常生活で実践できているかというと話は別のようだ。

もうひとつの日本の姿

軽井沢の森と丘に挟まれた谷を流れる湯川の横に位置する「星のや 軽井沢」は、1914年(大正3年)に開湯した星野温泉に端を発し、2005年、“もし日本が固有の文化を大切にしながら近代化を遂げる「もうひとつの姿」として歩んでいたら”をテーマにオープンした滞在型温泉旅館。四季ごとに全く違った表情を見せる自然美、それに調和する建築物の佇まい、地の利を生かした食事やスパ、心地よい距離感のサービス。さらに大正時代から水力発電を行い、現在は独自の地熱利用システムを開発し、エネルギーの70%以上を自給、周囲の自然環境と共存する、昔から当然のようにエコを体現してきた宿でもある。

そんな自然と人に優しい星のや 軽井沢が数年前から構想し、2009年から月2回、定期開催しているのが、森林養生プラン。宿ならではの環境、施設やサービスに、東洋医学に基づく「食養」をベースとした養生メニューを組み合わせ、さらに客人個々の要望も取り入れた特製の宿泊スタイルだ。それをプログラムし、指導してくれるのが、食事療法士の辻野将之さん。東洋医学に基づく食事療法を推進する辻野さんが理想的な養生の場として星のや 軽井沢を選び、相思相愛の関係から実現したのがこのプランなのだ。

星のや, 軽井沢, 森林養生
和モダン調がしっくり落ち着くインテリア。写真は山側の高台に位置する客室「水波の部屋二階」の床座リビング

東洋医学に基づく「食養」

そこでの一日は、日の出とともに起き、朝日の降り注ぐ森林を散策することからはじまる。宿に隣接する「野鳥の森」は、バードウォッチングの総本山ともされる、軽井沢ならではの生命力に満ちた森。太陽がよく見える場所を見つけたら、「太陽食」で朝日のエネルギーを取り込む。正しい腹式呼吸を繰り返すうちに全身に温かさが染み渡ってきて、太陽のありがたみを実感できるのだ。

かつて日本人は“あさげ”と“ゆうげ”、日に2度の食事を基本としていた。禅における精進料理のあり方もそれと同じ。森林養生での食事も10時と17時半の2回となっている。そこでは辻野さんと精進料理を食べながら、“心”の豊かさを最重要とした真の贅沢な食、「食養」の知が授けられる。食養とは玄米菜食を基本とした食事療法の考え方で、マクロビの源流でもある。

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3泊4日の森林養生プランでは、好みのスパメニューを選択できる。スパ専用の離れは水辺の風景を望む

感覚を研ぎ澄ます暮らし方

水や塩の選び方から、食物に宿る命の摂り入れ方、内臓を助けるほか様々な効果を生む咀嚼(目安は米で100回!)、そして身体と環境に合う食生活をすすめる「身土不二」の概念などについて、数回に分けてじっくりと学びながら実践していく。食という生命をつくる行為の根本を理解、体感することで、世の中に散乱する枝葉の情報に惑わされず、大切なものを見出す感覚が研ぎ澄まされるようだ。

星のや 軽井沢オリジナルのスパも魅力的。専用の離れで施されるメニューは多様で、和精油をベースに、温泉泥や酒粕、石膏などを使った各種オイルトリートメントのほか、宇宙に存在する調和のエネルギーを浴びる「霊気」などスピリチュアルな癒しもおすすめ。光と闇の空間を行き来しながら瞑想できる「メディテイションバス」と露天風呂が太陽食に適した「トンボの湯」も気持ちにしたがって好みで組み合わせたい。一日の終わりには、ストレッチ、マッサージをして就寝。

生活習慣を改善するために、普段の生活を一旦離れ、頭と心と身体を自由にして臨む森林養生。そこには目からウロコが落ちるような体験と、これから永い付き合いになる新しい自分が待っている。

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星のや 軽井沢
 
長野県軽井沢町星野
ご予約・お問い合わせTel:0267-45-6000

森林養生プラン
料金:1名での参加…\220,500〜、2名での参加…\188,000〜
※3泊4日、1名分の料金。3名以上は要問い合わせ
6泊7日のコースもあり、より長期のコースも検討中

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