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起床
日毎に、日照時間が短くなってきている。
早朝といえども、まだ暗黒のような時間だ。
ベッドに戻りたくなる気分だが、部屋の電気を全て点灯して気分を明るくさせる。
単純そのものである。 |
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13区のEDF(フランス電力)
日本企業の通訳として、フランス電力の技術部門の訪問に立ち会う。
先日のミーティングに引き続き、今日は、現場見学が予定されている。パリ市左岸 13区は、フランス国立図書館が建設されて以来、その一体が再開発地域として目まぐるしく変化している。
そして、愛用する映画館 Mk2もある。中華街もある。入り混じった文化が点在している。
さて、ヘルメットを着用して現場にやってきた。近い将来、パリの新たなビジネスエリアになる商業ビルの建設は、着々と進行している。建物と道路の間に掘られた溝に、地中型埋め込みで電線を引き込む工事が行われていた。そして、その人間の首ほどの口径がある 3本の配線が、建物の地下に位置する変電室の壁穴を通り、変圧器に接続されるまでの一連作業を観察することができた。普段、拝見することがない場面に引き付けられた。
その後、公共道路下の変電室まで見学した。何食わぬ思いで、家のスイッチを押しているが、こんな回路を経て電気が供給されているとは、圧巻である。パリ市の電気配線設備は、 19世紀から地下に埋め込まれており、景観を重視した徹底的なコンセプトが現在まで引き継がれている。 |
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デザイン賞
午前の電気関係から、本業に戻り、パリ市北東部ラ・ヴィレットで開催される工業デザインの展示会にやってきた。
工業デザイナーや企業を招いてのフォーラムも行われた。
夕方からは、グッドデザイン賞でもある「デザインの星」賞の授賞式で数々のプロジェクトが表彰された。簡単に終了する式だと想像していたが、受賞者一人一人が簡単にコメントをするので、2時間ほどもかかった。
今年、取材をしたAbsolut Designのエア・フランス ビジネスシートもStephane Bureauxのケーキも受賞したことは、とても嬉しい限りである。BRAVO!
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ショールーム
風邪をひきそうな予感。。。と思いながらも、帰宅する前に立ち寄るショールームがあった。フランス人ユニットデザイナーSISMOが手掛けた、企業用のデモンストレーション演出は愉快であった。今日のキーワードは、“電気”なのであろう。
ここの企業は、室内の電気照度の調整、照明の色、タイマーなどを電気スイッチにコントロールプログラムを組み込ませるノウハウを持つ。スイッチに触れるだけで、自分の空間演出を自由自在に演出するができる。
さらに、スイッチがリモコンとして考えられているので、テーブルの上でも壁の好きな位置にでも設置が可能である。
フランスの歌手Patrick Bruelに似た営業マンは、巧みに商品説明をしていた。「私が、発案者です。」という嘘っぽい発言に思わず反応したくもなったが、相手を疑っても仕方がない。「なるほど」と真面目に説明を受けてきた。
SISMOは日本びいきなので、「あなたは、そういえば私たちの提案したクリアファイルに感激したジャーナリストですよね。」と覚えてくれていたのは有難いが、どうもマイナーなデザインを評価するジャーナリストとして捉えてくれているのだろうか?いや、私は見落とされている部分をデザインできるデザイナーやそのようなプロダクトを高く評価する。
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イルミネーション
頭と喉がじわりじわりと痛み出してきたが、メトロに乗る前に、せっかく近所まで来ているのだからと、デパートのイルミネーションを見に寄り道をした。
もうすぐ、クリスマス。これからの季節、パリはイルミネーションで飾りたてられる。
それにしても、電気をなくして都会の生活はありえない。
今日一日で、私はどれだけの電気量を消費したのだろう?
そんなことも知らずに、電気に頼って明日も生活をする。 |
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