走ってアンチエイジング!美しいカラダを目指すワークアウト
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いまマラソンに魅せられる女性たちが急増中!
今、ヨガ、ピラティス、バレエなど、おしゃれなイメージの強いワークアウトが話題だ。だがそんな中で、“究極のスポーツ”マラソンに魅せられる女性たちが急増している。ストレス解消、シェイプアップ、体力づくり等々、始める理由は人それぞれ。マラソンと聞くと、 42.195キロを走りきる過酷なスポーツという印象を持つ人も多いが、挑戦してみると実は多くの楽しみが見つかるという。そんなマラソンの魅力について、国立競技場で長距離教室を担当しているトレーナー、佐藤千恵子さんに聞いた。

まずは、屋外へ!
42.195キロを走るマラソン。陸上競技の中でも最も過酷という印象があるが、実は軽いランニングから気軽に始めることのできるスポーツだ。いきなり長距離を走るというのではなく、市民マラソン大会などでは5キロから挑戦できることもあり、マラソンに夢中になる女性たちが急増しているという。
最近では、長谷川理恵をはじめとするファッションリーダー的存在の女性たちがマラソンに魅了されているということも手伝い、興味を持っている女性は多いはずだ。だが、「いつでも始められそう」というイメージとは裏腹に、案外きっかけが見つけにくいのも事実。まだ寒い、いつでも始められるから…などの理由で。

「きっかけは何でもいいんです」。現在、国立競技場で多くの市民ランナーを指導しているトレーナーの佐藤千恵子さんはこう話す。「最近は女性のマラソン人口が増えてきたおかげでおしゃれなウエアも多いので、可愛いウエアをまず揃えてみる、というのもいいですね」とは、何とも嬉しい。形から入るというのも、自分をその気にさせる抜群のきっかけになりそうだ。
佐藤千恵子(sato chieko)
動物的感覚を取り戻す
次のステップとしてアドバイスを求めると、佐藤さんは初心者のためにこんな提案をしてくれた。「まず外に出てみること。家の周りを散策して、近くに何があるのか知る。そうしたら、お気に入りの場所を決めて、ランニングと徒歩を織り交ぜながらでもいいので、そこへ行って帰ってくるまでの所要時間を確認してみる。自分のライフサイクルを振り返ってみて、いつならその時間がとれるか考えて、スケジュールを決める。生活の中にランニングを組み込みとにかく続けてみる、まずはそこからですね」。

スポーツクラブのランニング・マシーンで走る人も多いが、屋外に出ることが大事なのだと佐藤さんは話す。「温度、湿度が一定に保たれ、無風、無臭の人工的な環境で走るより、屋外で自然に親しみ、四季の移り変わりを肌で感じながら走るほうが断然いい。都会の生活で失われがちになる動物的感覚を取り戻すことにも繋がりますから」。

さらには、走る時間をみつけるために自分のライフスタイルを振り返ることで、バランスの悪い生活の欠点を見つけることもできるのだとか。そのうえ、定期的な運動を行うことが、質の良い眠りに繋がるだけでなく、体が本当に必要とするものだけを欲するようになり、食生活の乱れも改善されていくのだという。


楽しいという気持ちが大切
「何よりも、やりたいという気持ちが大事。そして、あくまでも楽しくが基本」だと佐藤さんは語る。かつて健康生涯科学によってスポーツ理論を学び、さらにはプロの長距離ランナーとして活躍、一度は選手としての活動を休んでいたこともある佐藤さん。さまざまな経験から、走ることは記録のためだけのものでも、健康のためだけのものでもないと強く感じているという。「シェイプアップ、記録、体力アップなど、目的は人それぞれですが、それが走る楽しみの延長線上にあるというのが理想。だから、指導者として、体にいいというだけではなく、楽しいということも大切にしているんです。そうでなければ、どんなにいい習慣でも続けられませんし」。

走ることから、見出せる喜びは人それぞれ。「走るって、喜怒哀楽のない状態を作るんです。だから、人間関係のトラブルを忘れる人もいますね。大会に出て、沿道から見ず知らずの人に応援されて感激するなど、思いがけない喜びを見出す人も多いんですよ」。また、自分との闘いというところに魅了される人もいる。
「大会に出場して記録に挑んでいる人でも、最終的には自分との闘いになる。それに、私たちのほどんどが時間に追われる生活をしていますが、たまには、自分で時間を追うというのもいいものですよ」。


老けにくいカラダを手に入れる
そんな楽しみとは別に、女性にとっては重大な、ランニングの効果にまつわる事実も発覚。「走って酸素をたっぷり体内に取り入れると、老けにくい体になるんですよ。10年後、20年後に差がでます」と佐藤さん。化粧品やサプリメントではとうてい真似のできない、根本的なアンチエイジング作用があると聞けば、今すぐ始めない手はない。もちろん、この効果を得るにも長く続けることが大切だ。
「一緒に走る仲間がいると、長く続けられると思いますよ」というのが佐藤さんからのアドバイス。友達と、恋人と、家族と、もしくは愛犬と、というのもいいかもしれない。もちろん、“千恵子先生”のクラスに参加するのも、ひとつの手だ。「ちょっとのぞいてみるぐらいのつもりで気軽にいらしてくださいね」と嬉しい言葉もいただいた。

これできっと、あなたもすぐに走り出したくなったことだろう。まずは明日、お気に入りのウエアとランニングシューズを探しにでかけてみては。

 
運動でかいた汗は、冷や汗や寝汗、夏に何気なくかく汗とは違い、多くの不純物が含まれているのだという。「だから運動の後の爽快感は格別なんです。それがたまらないとおっしゃる方もいますよ。こまめに水分補給するのをお忘れなく」。

(text / jun makiguchi photo / yosuke omura)

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