もしあなたが子供を持つ主婦で、突然夫が「僕は馬に乗って旅に出るのが夢だったから、今から夢を叶えに行くよ。後は頼む。」と旅立ったら、どうしますか?
1976年、イギリスのブライトンという街に、アニータ・ロディックが小さい手作りの化粧品の店「ザ・ボディショップ」をオープンしました。
「生活費だけはきちんと振り込んでね」と私なら言いそうです。いえ、もしかしたら「そんな無責任な男とは離婚よ!」と三行半をつきつけるかも・・・・。
でもそんな下世話な話など一切せず、「行ってらっしゃいよ!」と果敢に送り出した一人の尊敬すべき女性。彼女は夫が留守の間、生活と子育ての費用を捻出するために、化粧品を作り、売ることを思いついたのです。
1976年、イギリスのブライトンという街に、アニータ・ロディックが小さい手作りの化粧品の店「ザ・ボディショップ」をオープンしました。
一粒のダイヤモンドのように硬い価値観をしっかりと持っていれば、どんな状況の変化にも揺らぐことなく、しなやかに強く生きてゆける……彼女が体現したのは、まさにそれです。 |
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お店が世界52ヶ国約2000店の規模となり、ビジネスが大きくなればなるほど、アニータの価値観はますます硬く、そして大粒のダイヤモンドへと成長していきました。
上記は現在、ザ・ボディショップが「VALUES=価値観」として掲げている5原則です。
ひとつひとつを考えてみると、とても私たちの身近に密接であることに気がつきます。
例を3つほど挙げれば、 |
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動物への虐待行為である動物実験も、化粧品の安全性を推し量るためには必要不可欠と思われてきました。しかし、果たしてそうでしょうか。
ザ・ボディ ショップでは全て代替テストをして、動物実験の不必要性を反対キャンペーンなどで訴えてきました。 ザ・ボディショップ のコスメ自体が、動物実験の不必要性を照明するモデルとなっているのです。 |
公正な取引により地域社会を支える「コミュニティトレード」も然り。よく当たり前のように「海外で生産すると安い」と言いますが、それではいつまでたっても「勝ち組」「負け組」の立場でしか世界経済を形成できません。
ザ・ボディ ショップでは社会的、経済的に恵まれない生産者から、原料やアクセサリーを直接、適正価格で購入することによって、そこに住む人々の雇用、医療、教育を充実させ、その文化や伝統を守りながら生活できるようにサポートしています。 |
最近アメリカの広告代理店が「LOHAS=持続可能な社会に意識を持つ人々」という言葉をマーケティング用語として生み出し、瞬く間に世界に広げましたが、そんな言葉が出てくるずっと以前から、ザ・ボディショップは限りある資源を大切にしながら、社会環境への負荷を削減しようと、再生プラスティックを原料にした容器の使用や、店頭で積極的に空容器の回収に取り組むなどの活動を行っています。 |
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さらにザ・ボディショップでは、1997年より「AIDSはみんなの問題です。」をテーマに、店頭でのキャンペーンを行っています。
今夏は日本で初めて開催される「第7回アジア・太平洋地域AIDS国際会議 ( 7th ICAAP)」(神戸にて7月1日~5日開催)を支援し、一般消費者の「7th ICAAP」「HIV/AIDS」に対する正しい知識・関心を高めるために、チャリティ付きグッズの販売をスタートしました。
店頭募金とグッズの売上げの5%がICAAPへの寄付を通じて、アジア地域全体のAIDS対策費用の一部となります。 |
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| 7th ICAAP公式ユニフォームにも提供されているTシャツです。
日本の国花「桜」と、「日本」という日本語の文字がデザインされ、「日本から世界に向けて」というメッセージが優しく表現されています。 |
ケース入りコンドームで、カンドーム(缶ドーム)。大切なパートナーと、あたな自身の身体を大切にして欲しいというメッセージが込められています。 |
「桜」がモチーフの使いやすいバッグ。Aids問題だけではなく、地球環境に優しくというメッセージもデザインに込められています。 |
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素敵なグッズを手にいれるだけで、いつものシアワセ、プラス、ほんの少し社会にアプローチ。ほんの少し社会貢献。
ココロのダイヤモンドとなる価値観を、今改めて見つめてみませんか? (text Miwako Kuroda 写真提供:THE BODY SHOP) |