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| 日本では、スパとエステティックサロンを一緒にしてしまいがちで、混乱を招くケースが多いように思える。海外では、エステティックサロンのことは「Beauty Salon=ビューティーサロン」などと呼び、スパとは分けられているのが一般的。スパとは、あくまで“施設”を意味していて、その施設内においてのサービスの一つに、エステティックサービスがあるのだ。 |
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かつて、古代ヨーロッパでは、伝染病などで患った皮膚病や、戦いなどでの傷を癒ことを目的とした温泉入浴が盛んだったと言われている。その温泉入浴は、次第に、単に治療目的のみならず、慢性病治療などで長期間滞在する保養地的な要素が強まって行った。その後、治療目的のための温泉や、鉱泉を持つ大規模な滞在施設が増え、多様化して行った施設を”スパ”と呼んでいた。スパの語源については諸説あるが、これらの背景をもとにした、ラテン語の「温泉施設における潤い」という意味合いである"スパゲーレ"が変化したものとの推測が有力視されている。また、中世ヨーロッパでは、このスパに長期滞在することが当時の上流階級のステイタスであったようだ。
このように、本来、医療目的が強い要素であったスパも、近年では、美容や健康増進のための施設名称として使われているのである。
( text:yasuko suzuki / photo:akihiko seki )
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| タイ王室のリゾート“ホアヒン”にある、タイ語で「現世の天国」といった意味を持った、世界中から注目を集めている最高級リゾート&スパ。精神と心身が調和した健康を目指す“ホリスティック”療法と、西洋で生まれたスパ療法を融合させた、アジア初の本格なヘルス・スパなのだ。数あるプログラムの中でも、もっとも人気なのは、グレンジングダイエット、いわゆる体内のデトックス・プログラム。野菜やフルーツと特製ジュース、スープなどで3~10日間を過ごすもので、実施中は毎日ヘルスチェックを受けると同時に、カンタンなエクササイズや解毒を助けるトリートメント、日常の食生活改善のためのアドバイスや料理教室などに参加できる。その他、体調やボディラインを整える目的で訪れるゲストが多いため、食事もすべて有機栽培で育てた野菜を無添加で料理するという徹底ぶり。過去、ハリウッド・セレブや、ベッカム夫妻も長期滞在で訪れている。 |
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