le gout de la France
Patisserie restaurant&hotel Saveurs du monde Design culinaire
Restaurant&Hotel
フランス人は、大のバカンス好き。もっとも、仕事はバカンスに出かけるための大事な手段にしか過ぎないようにも思われる。

日本と異なり、フランスでは9月に新学期を迎える。子供たちはキャルターブル(ランドセル)に新しい教科書をつめこんで、2ヶ月以上にも渡る夏休みの夢から覚める。大人は、秋の装いに身をまとい仕事に集中しながらも、秋の夜長を楽しむことで、つい寝不足にもなりがちだ。 1ヶ月も仕事をしたら、すぐに次のバカンスを考えてみたくなるのも彼らの心理である。かといって、バカンスを終えたばかりの身で、さすがに1週間以上も不在にするのも気が引ける。そこで、1・2泊を堪能する週末バカンスというのも悪くはない。

今回、ご紹介するホテル&レストランは、ホテル経営者と料理人シェフ アラン・デュカスがタイアップした2名所である。ぜひ、秋の連休アイディアとしてチェックしてみてほしい。
OSTAPE 嘩騒から解放された異次元空間

バスク地方の街ビアリッツから数キロメートルに位置するOSTAPE。22のジュニア・スイートとスイートルームで構成された宿泊施設は高級民宿という言葉がぴったりと思われる。各室のインテリア・デザインは異なり、室内から延長されたテラスや庭園からは45ヘクタールの敷地を眺望できる。“喧騒から解放された異次元空間”は、過剰な装飾を一切排除した、地元のエッセンスのみを取り入れた、落ち着きの中に人々を迎え入れることで表現されている。

OSTAPEのオーナーは、既にプロヴァンス地方とトスカーナ地方の宿泊施設のオーナーでもあり、世界でも指折りの料理人シェフ アラン・デュカスである。地元の食材を活かした料理を任されているのは、シェフ アラン・スリアックである。
Domaine des Andeols
食材を活かしたプロヴァンス料理に舌鼓
南仏リュベロンのオリーブ畑に囲まれた丘には、ラベンダー畑が広がる。そんな恩恵も幸いし、地元出身であるオーナー夫婦パトリツィア&オリヴィエ マサールは代々受け継がれてきた家屋を改装して宿泊施設にした。

9つの独立した家は、9つのテーマに基づいた内装がなされており、各室の名前も、色彩を考慮した“ホワイト・ハウス”、家族が住まう空間をイメージした“いつものお家”、“恋人たちの家”“旅人の家”と感情や思い出を空間に表現している。

料理シェフは、アラン・デュカスの愛弟子アルベール・ボロナ。プロヴァンス地方の田園で収穫された食材を多いに満喫させたメニューに舌鼓を打つ。
( text:Kaoru URATA / 取材協力:Bureau d'Alain Ducasse)
 


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