le gout de la France
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Saver du monde
嘩騒から解放された異次元空間 WORLD FOOD MARKET
40カ国から500の出展者が参加するWORLD FOOD MARKET。毎年1回、6月初旬から中旬にかけて開催される。名称のとおり、世界各国の食材を紹介し、その都度、招聘国にクローズアップする。

今年は、Halal食材部門でマレーシアが、郷土部門では、ワルシャワに近いマゾヴィ地方が招待された。Halal(イスラム語:ハラル=聖なるものではない、許可されたという意)とは、宗教上、豚肉を食べることと飲酒はHaram(ハラム=禁止)であり、魚を食べることはHalalであるとされる。羊や牛の肉は、喉に一回で止めをさされ、それがムスリによる行為でなくてはならず、逆さまに宙吊りされ、完全に血抜きをされなければならない。そのための品質保証ラベルも見事に完備されている。
郷土料理の見直し、味覚の伝授を引き継ごうと、フランス国内でもそのような動きが高まるのと並行に、エスニック食材を普段の食事に摂取する傾向も伸びている。2002年の統計によると、75%のフランス人が、一度はエスニック料理を味わったことがあると答えている。パリに新規オープンするレストランの2軒に1軒は、フランス料理以外を提案する。

これらの数だけよりも、我々の舌と胃袋の判断のほうが確かであろう。食材の多様化は、今後も、国交間の距離を縮めていく大きな旗手となることだろう。

嘩騒から解放された異次元空間 WORLD FOOD MARKET
年に2回、5月(夏)と12月(冬)に開催される“美食快楽の味覚”フェアでは、主にフランスと隣国ヨーロッパの郷土食材を紹介する。出展者数250。来場者数は、アマチュアとプロフェッショナルを問わず、会期中、3万8千人ほどをカウントする。

AOC(特定の原産地で生産された食材の品質保証ラベル)は、ワインやチーズを買うと見かけるが、農産物加工された商品にも適用されている。オリーヴオイルも、そのうちの一品。
イタリアは、最高峰のオリーヴオイルを生産しているが、スペイン、ギリシア、ポルトガル、アルジェリアでも、その土地特有の気候風土を巧みに利用した、オイルを生産する。フランスには、AOCに認定されたオリーヴオイル原産地は、7地域ある。もっとも新しい地域は、コルシカ島。特質は、完熟するまでオリーヴを採取しないので、風合いを残したまま、苦味と辛味が抜け落ちた味わい深いものである。
( text:Kaoru URATA

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