

2007年秋冬コレクションは、過去から現在までの女性パイオニアたち。古いものが形や色の新しさに出会い、フェミニンでクラシックだけどどこかマスキュリンなスパイスが効いています。さらに、新しい高級感ある素材と、面白いカッティング、それに斬新さをもって「エコ・ラグシュアリー」を進歩させてみました。ボリュームのある構造と、素材感のあるダル・カラー、それとトロンプ・ルイユ(騙し絵)手法が今コレクションの印象として感じられるでしょう。素材はオーガニックコットンのトリコット、織綿、伝統的なギャバジンやグレンチェック。さらに高級オーガニックのアルパカ・ウール・カシミヤ。コートには、スコットランドのアウターヘブリディーズ地方で、数百年の伝統的手工芸に基づく手法で手織りされたハリス・ツィードを使っています。
今シーズンのテーマは、新しい道とチャレンジをみつける、というヴィジョン。私たちは新しい目標に向かって努力を重ね、出逢いが中心にあって人との関わりによって自己発展していく新しい時代に足を踏み入れているのです。
本物の高品質な素材やオーガニックの素材をできる限り使いたいというのが私のスタイル。私がよく使用するのは、シンプルな、でもどこか特別な素材なんです。布地と服の型には親密な関係があると思うのです。私は素材の選択にはとても慎重なのですが、私のデザインの大部分は素材によってインスパイアされているのです。私が好きなのは、普段着だけれどちょっと特別ななにかがあるもの―たとえば、トップだけどワンピースとしても使えるような、2つの機能を持つ服には特に目がないですね。
今後はテキスタイルのリサイクルというコンセプトを発展させる可能性を探っていきたいですね。素材の再使用や、小さく粉砕して再び新たな布地として造り上げるとか・・・ 将来、そんなことが実現すればいいなと思います。

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2月13日、14日に開催されたストックホルム・ファッションコレクションの中から、若手注目ブランドをピックアップ!最新のスウェーデンモードをご覧あれ。
HOUSE OF DAGMAR
最もスウェーデン女性を魅了してやまないのが、DAGMAR。エレガントでフェミニンな中に都会的なクールさと知性を併せ持つデザインを手がけるのは、クリスティーナ・シェーデル、カーリン・セーデリンド、ソフィア・マルムの3姉妹。インテリア・デザイナーのハンナ・ヴェルニングとのコラボレーションでも話題に。これだけ注目度が高いのに、最初のコレクションからまだ2年、まさに実力派のブランド。
POUR
今シーズン、数々のコレクションのうちでも話題性が高かったのがPOUR。何といっても、黒、黒、黒のオンパレード! カーキ、グレー、白がほんの少し垣間見られただけで、まさに黒一色に塗られた様は圧巻。注目アイテムは、フード。背中でゆったりとドレープを生んだり、オフタートルの進化したものだったり、ハードな中にも柔らかな印象を与える。ケープやレザーの手袋も見逃せないアイテム。
FIFTH AVENUE SHOE
REPAIR
ここ数年で確実に人気・実力を伸ばしているのが、アストリッド・オルソンとリー・コッターの男女コンビによるFIFTH AVENUE SHOE REPAIR。Dr.マーチンのブーツと風変わりなヘアスタイルがパンキッシュな印象を与える今シーズンのコレクション。職人気質な造形に対するテクニックが見事に昇華された、エネルギー溢れるショーだった。
WHYRED
若手デザイナーが目立った今回のコレクションウィークの中でも、すでに確固たる地位を築いている感のあるWHYRED。今シーズンのコレクションは写真家マン・レイの作品の中にある普遍的なモダニティーにインスパイアされたという。マットな素材と対照的に用いられたシルクやレザーなどの光沢のある素材が目をひいた。目新しいことをするのではなく、芯を持ってやっているというベテランの貫禄をみせたショーだった。

Bea Szenfeld
今、若手で最も注目される、Bea Szenfeld。べックマンズスクールを卒業後、ロンドンのアレキサンダー・マックイーンの元で修行する。帰国後、スウェーデンのファッションシーンに新しいインパクトを与え続ける。

2月の秋冬コレクションで注目を集めたアイテム
ありそうでなかった、ピアスつきサングラス。
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from Bea Szenfeld
今一番インスパイアされるものは、イタリアです。フェリーニとアニタ・エークベリ(フェリーニの映画に出演しているスウェーデン出身の女優)、それと大皿のパスタ(笑)。今のスウェーデンのモード? 「すばらしい!」の一言ですね。こんなにたくさんの優秀なデザイナーたちがいるのは素敵なこと。それに彼らががんばってることにもすごく影響を受けます。H&Mからアン・ソフィー・バックからべックマンスみたいな素晴らしいデザイン学校の卒業生たちまでね!