「出産をするためには仕事もキャリアもすべて諦めないといけない」そう思っていませんか?素敵な男性と結婚し、子供を2~3人作って、なおかつ働きたいと思うのは欲張りすぎなのでしょうか…。フランスで2人の子供を育てている中島さおりさんの著書『パリの女は産んでいる』には、妊娠・出産をしても、美しく前向きに生きるための様々なヒントが書き記されている。『フランスでは「仕事を選ぶか子供を選ぶか」に悩むという図はない。
女性が仕事をするのは当たり前のことだし、子供を持つのも別段、決心がいるようなことではない』。その理由を探ってみると、無痛分娩の普及(パリでは90%の女性が選択)、3年以内であれば前職に復帰できるという保証つきの育児休業制度、さらには父親産休の取得率の増加などがあげられている。ちなみにフランスは近年、ミニ・ベビー・ブームで出生率が1.90%、アイルランドに次いでEU第2位!子供を産むための環境が整っているということを考えると納得のいく数字かもしれません。
日本では出産をしたら“良いママ”になることが社会的に理想とされていれるのに対し、フランスではセクシーで魅力的であり続けることが女性にとっての最大の課題となっている。子供を中心に考えると、抱いたときにミルクがついて汚れても良い洋服を着たり、動きやすいようにと緩いジーンズを選んだりするもの。しかし、フランスの女性たちは、決してそのような洋服を着たりしない。『フランスのママたちの目が子供の方ばかり向かないのは、夫が「おれを忘れるな」と存在を主張するせいもあるのではないかと思う』。恋愛大国フランスでは、子供がいても週に1度はデートをするそう。だから、もし夫が妻をセクシーと思わなくなると、すぐに別の女性に気持ちが移ってしまうのだとか…。
「別の女性に夫を奪われたくない」という思いから、たとえ少し家事を手抜きしたとしても、妻は常に化粧をして着飾り、旦那の関心を引きつけるための努力を怠らないのだ。どうやら、この緊張感が女性たちの美しさの秘訣のよう。フランスでは、セクシーであることが身だしなみですから・・・。
ところでフランスの平均出産年齢はというと29.5歳、パリでは31歳。日本の平均出産年齢が28.6歳だから、近いものを感じる。『「子なし」は少なくとも30代前半では当たり前、後半でも「危機」を感じるほどではなく、「もう子供は持てないかもしれない」恐怖は少なくとも40歳を待たないと生まれない』。
キャリアを優先させたいと考えていたり、産休・育休にあまり会社が良い顔をしないなどの理由から、フランスのワーキング・ウーマンも日本の女性と似たような悩みを抱えていることが分かる。それでも、出産後は子供を保育所に預け早くに職場復帰する女性が多いという。日本でも、子供を2~3人産んでも働けるという考え方がもっと一般化されれば、「産む」決心をする人が増えるかもしれません。そうなれば、日本のワーキング・ウーマンも社会から切り離され、置き去りにされるというような気持ちにならないかもしれませんね。
![]()
イギリスの人理学療法士ピーター・ウォーカー氏によって考案された25年の歴史をもつ「英国式ベビーマッサージ」は、親と赤ちゃんとの大切なコミュニケーションを育む方法として注目されている。大好きなママやパパの手でやさしくマッサージされると、赤ちゃんは安らぎを得ることができ、その心地よい刺激が生命力を活発にし、心や体の発育によい影響を与えるといわれている。また、赤ちゃんの肌に触れることで日々の体調の変化、成長、どうしたら喜ぶかを発見することもできる。ベビーマッサージをするとき、無農薬の植物オイルを使用するので、リラックスしながら親子の愛情と絆を深められるのも魅力。自宅でやるときは、普段なかなかスキンシップが取れないパパにやってもらうのがおすすめ。
■ 英国式ベビーマッサージ「ナニー」
![]()
小さな赤ちゃんが一生懸命語りかけているのに、話し言葉が追いつかないというもどかしさを傍で見ていると「赤ちゃんと会話ができたら、どんなに幸せだろう」ときっと思うはず。ベビーサインはそんな願いを叶えてくれる新しい育児法。赤ちゃんだってママとパパとたくさん話しがしたいし、喜怒哀楽もしっかり表現するもの。でも、声を出して話すことはできません。そんなとき、「手話」や「ジェスチャー」などを使ったベビーサインが言葉の代わりとなり、上手くコミュニケーションが取れるようになるという。話し言葉の習得にも役立つという研究結果が出ていることから、ベビーサインは世界中の親子の間で親しまれている。
■ NPO法人日本ベビーサイン協会