思わず目を奪われる真っ赤な苺の数々。取れたての新鮮な苺だけをふんだんに使用した「苺のシャルロット」は、まさに春を表すケーキだ。とろりとしたカスタードの上に隙間なく敷き詰められた苺はつやつやと輝いて、まるで宝石のよう。婦人帽をイメージした「シャルロット」ならではの優雅さがある。
ケーキの中には優しい甘さの木苺のムースが2層になっており、カスタードクリームとの間には生クリームが挟まれている。実はこの2色のクリームが、このケーキのバランスを握る鍵。しっかりとしたムースと瑞々しい苺の食感を、このクリームが見事に繋いでいる。甘く豪華で心躍るケーキは、春を感じながらいただきたい。
「ショートケーキ」は誰からも愛される永遠の人気ケーキだ。真っ白な生クリームに赤い苺。この鮮やかなコントラストに惹かれない人はいないだろう。ふわふわと柔らかく口溶けの良いスポンジは海岸シェフの得意技。秘密は釜から出すタイミングにあるという。 作り置きは一切せず、その日に売り切れる分しか作らないという、徹底した新鮮さをシェフは追求する。砂糖に頼らず、素材の自然な甘みだけを十分に活かしたケーキには男性ファンも多く、ほとんど甘いものを食べない男性が、海岸シェフのケーキだけは気づけば完食していた、というケースが少なくない。世田谷にお店を構えて20年。この熟練の腕が生み出す至福の味は、高級住宅街に住むマダム達を魅了し続けている。
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