



旧山手通りの、鑓ヶ崎の交差点から神泉の交差点までのわずか数キロメートル。カフェやレストランが多い代官山エリアの中でも、特にこの通りには、おしゃれなオープンカフェや有名レストランが軒を連ねている。
ミニョン(¥420)は、赤い果肉の桃を使ったムース。口にふくんだ途端、赤ワインの香りを残して、ふわっと溶けてしまう。アーモンドプードルをふんだんに使った軽さが特長。中からスグリのジュレがとろけ出し、桃のムースとは異なる甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。もっちりとしたラズベリーのマカロンが、とろけるムースにアクセントを添えている。砂糖ではなくトレハロースを使用しているため、低カロリーなのもうれしい。
誕生して20年余り、不動の人気を守るマダム(¥368)。 お酒を使用しないチョコレートケーキは子どもにも人気。ガナッシュクリームの食感が軽いのは、生クリームではなく、牛乳を使用しているため。口の中で、洋梨シロップの香りをほのかに感じられる。
(写真左):ヨーロッパの伝統的な味わいが楽しめる焼き菓子たち。 (手前より)ナッツやドライフルーツがごろごろと入り、濃厚でしっかりとした噛みごたえのパンフォルテ(¥210)。定番のセシル(¥137)は、ココナッツとドライアプリコットの風味がやさしい味わい。 フリアン・ショコラ(¥137)はしっとりとした舌ざわりの中にチョコレートの粒感を感じられる。 その他、マドレーヌやダッグワーズなど常時7種類。ブライダルの引き菓子としても人気。
(写真右):シェフ・ド・パティシエ 山本浩泰さん
神戸での修行後、渡仏。2002年、ヨーロッパで最も権威のある『ガストロノミック アルパジョン』の総合部門で優勝。フランス滞在の4年間で、その他多くのコンテストでの受賞歴を持つ。昨年の帰国後、『パティスリー マダム・トキ』でその腕をふるっている。「食べて、素材がわかるものを作る」ことをモットーとし、今後の活躍が期待される若手パティシエのひとり。
アーモンドのビスキュイにガナッシュクリームとピスタチオクリームをサンドした大人風味の「オペラ・ピスタージュ」(¥4,200)、マンダリン・オランジのムースとショコラブランムースのコンビネーションが絶妙な「フルール・ド・ブラン」(¥4,200)、たっぷりのいちごをサンドした定番のショートケーキ「ガトー・フレーズ」(¥3,675)など、伝統的な味を堪能できるものばかりです。
※代官山本店以外に、大丸ピーコック自由が丘店でのお取り扱いもあります。
パティスリー マダム・トキ
東京都渋谷区鉢山町14-7
Tel:03-3461-2298
営業時間:12:00~20:00
定休日:月曜(但し、月曜が祭日の場合は営業、火曜が振替休日)
東急東横線代官山駅下車。八幡通りから旧山手通りに出る。国道246号線を目指して直進。パブティスト教会を越えてすぐの、レンガ造りのコロニアル風洋館。敷地の奥には、高級フレンチ『マダム・トキ』がある。
若者の街・代官山の、車通りの激しい大通りに面していながら、老舗らしくクラシカルで重厚な雰囲気を醸し出している。小さな庭先も、往年の洋画のワンシーンのようで可愛らしい。









