C’s Garden
まったりと甘い心身のバランスを整える薬膳タルト

愛すべきスイーツであるが、健康や栄養学的観点からはまったく不要なものであると言っても過言ではない。1日に必要な摂取カロリーがオーバーし、肥満や生活習慣病の原因にもなりかねないからだ。しかし以前、ある料理研究家の先生に言われたことが私たち甘いものに目がない女性に勇気を与えてくれるに違いないので、ここでお披露目したい。

------「でも、甘いものって心を落ち着かせたり、幸せな気分にしてくれるわよね。間違った食べ方さえしなければ、私はオススメしたいわ」。

黒ロール、薬膳タルト先生の言う“間違った食べ方”とは、甘いものイコール悪いものと我慢し、その我慢が臨界点に達したとき、必要以上にドカ食いしてしまい自己嫌悪に陥ること。そんなつまらないことで落ち込むくらいならば、質のよいスイーツを少量食べて、身も心も満足させてあげたほうが健康的なのだという。
そこで今回は、体によい食材を使った、おしゃれで美味しい上質なスイーツ、薬膳菓子をご紹介しよう。

(写真左)竹炭入りの真っ黒な生地は、見た目のインパクト大! 生クリームとカスタードクリームのWクリーム仕立てに、丹波産和栗の甘露煮がゴロゴロと入っている贅沢な看板商品。軽やかで、毎日食べても飽きないほど 黒ロール(1本) ¥840 ※テイクアウトのみ
(写真右)薬膳タルト:常時約20種類あり、バラエティ豊かなタルトは薬膳菓子の定番品。小ぶりなスティック型でありながら、具材がぎっしり詰まっていて食べごたえあり  (手前より)ピスタチオとベリー ¥230、紫イモ ¥201、あんずとココナッツ ¥378、さくらんぼと竹炭 ¥336、抹茶 ¥251、十二穀米 ¥201、あんず ¥201、クコとマンゴー ¥230(すべて税込)

ティーセットティーセット ¥1,050(税込)
プチサイズのタルト6種類、お好みのお茶が楽しめるのはイートインならでは。食のバランスを整えてくれる根菜スープは、れんこん、玉ねぎ、にんじん、ごぼうなどをトロトロになるまで煮込み、オリーブオイルと塩、ハーブでシンプルに味付けた滋味豊かな味わいで、体の芯から温まる ※タルトは時季によって変更あり。写真は左から、ピスタチオとベリー、紫イモ、あんずとココナッツ、納豆と豆乳、あんず、抹茶

薬膳といっても決して、質素で色気のないものではない。そもそも薬膳とは中国古来の思想である『医食同源』の考え方に基づき、「体によい食材で作った、病気を未然に防ぐ美味しい料理」のこと。つまりは、ストレスや不規則な生活でバランスが傾いた心身を整えるための正しい料理なのだ。そんな薬膳の考え方を取り入れた『C’s Garden』の薬膳菓子は、栄養士、薬剤師、パティシエという食と健康のプロフェッショナルたちによって作られ、栄養的にもビジュアル的にもパーフェクト! 例えば、体を冷やす白砂糖は極力使用せず、はちみつやオリゴ糖で甘味をつける、生活習慣病のファクターになり得るマーガリンではなくバターを使用、生地に食物繊維を練り込んで急激な血糖値の上昇を防ぐよう配慮するなど、薬膳ならではの知恵が詰まっている。特に必食なのが、イートインでしか楽しめない根菜スープ。スイーツとのコンビネーションに違和感を覚えるかもしれないが、これも根菜に含まれる食物繊維により糖分の吸収を緩やかにする狙いがあるためだそう。根菜の旨みがギュッと詰まった、シンプルで滋味豊かなスープは意外なほどスイーツとマッチ。このスープのおかげで、体内の過剰な栄養分や老廃物がデトックスされるような気すらしてしまう。

先の料理研究家の先生がおっしゃるとおり、体が喜ぶものを食べれば、自然と心も豊かになれることが実感できる。上質で、正しいエネルギーを吸収できるものであれば、スイーツは敵ではなく味方になるのだろう。

(text/miho sasaki、photo/chikahito nagai)

C’s Garden 恵比寿三越店

東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿三越1F
Tel:03-3446-6814
営業時間:11:00~20:00
定休日:無休

【その他の人気カフェメニュー】
  • ・ランチC’sコース(食前酢、根菜スープ、ピクルス、十二穀米、季節のルー、はちみつヨーグルト) ¥1,000
  • ・天然酵母のサンドイッチセット(食前酢、根菜スープ、ピクルス、はちみつヨーグルト) ¥1,000
  • ・シソミント/マンゴージュース ¥735
  • ・ブレンドハーブティー ¥630

【その他の人気テイクアウト商品】
  • ・ルイボスティー(メープル、オレンジヨーグルトミントなど6種)各¥840
  • ・マヌカプリン ¥189
  • ・季節のケーキ各種 ¥399~
  • ・野菜クッキー ¥420
黒×白が基調のシックな印象。テイクアウトはもちろん、カウンターでのイートインも可能

アクセス:
JR恵比寿駅東口よりスカイウォーク(動く歩道)で「ガーデンプレイス」へ。左手にある恵比寿三越店の1F。兵庫県宝塚市を本店とし、関西圏を中心にショップやカフェを展開。関東圏では恵比寿店の他、有楽町店、お台場店、横浜店、青葉台店がある

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