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移民の国、アメリカの中でも、特定の人種が過半数を占めていない数少ない都市のひとつロサンゼルス。この街を故郷と呼ぶのは、140カ国約86の言語を話す人々。他民族の文化が交わる都市ならではの豊かでユニークな食文化が味わえる。さあ、カリフォルニア・キュイジーヌを召し上がれ!

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移民の街カリフォルニアが誇る料理の数々は、他民族文化を誇る街と同じように魅力的。それぞれの文化が溶け合って、無国籍料理というひとつの魅力的なジャンルを発展させた。それがカリフォルニア・キュイジーヌの原点。ルールや常識にとらわれず、世界中の味を融合させたフュージョン料理は、独創的でいつも新しい驚きに満ちている。特徴は、フレンチ、和食、コリアン、メキシカン、イタリアンなど各国の料理をベースに、素材を生かしたアレンジを施している点。カルフォルニアに降り注ぐ太陽の光をたっぷり浴びた野菜や果物、豊富なシーフードなどをふんだんに使って、有名シェフたちが腕をふるう。

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そんなレストラン業界でのトレンドはヘルシー&オーガニック。和食が人気なのもそのせいだ。セレブたちが火付け役となり世界的ブームとなったローフードやマクロビオティックも、すしや玄米食など和食にヒントを得たもの。マクロビの有名店「チャヤ・ベニス」、店内に飾られた現代アートとスシが自慢の「R-23」、カリスマ料理人ノブ・マツヒサが開いた「マツヒサ」などが話題だ。今や、定着した感のある和食人気のおかげもあり、一時は元気のなかったリトル・トーキョーにも活気が戻っているという。

また、カリフォルニアに来たらぜひ訪ねてみたいのが、セレブゆかりの店。ウルフギャング・パック氏が手掛けるカリフォルニア・キュイジーヌの代表的レストラン「スパーゴ」などは、スターたちのお気に入りで毎夜のように、セレブたちが出没している。また、トレンドスポットとして話題の店でデミ・ムーア、アシュトン・カッチャーらが共同出資する「ゲイシャ・ハウス」、ジェニファー・ロペスが経営するキューバレストラン「マドレズ」など、セレブ経営の店や、映画に登場する店が数多く立ち並ぶのも、ロサンゼルスならではだろう。
(text / june makiguchi, 撮影協力(キャンドル):DEICA)

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