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「おらが街が一番やがや」。
この台詞には間違いがある。千葉県は千倉のことば「おらが」と岐阜県は大垣のことば「やがや」とふたつの方言が混ざっている。いやいや、そんなことが問題なのではない。今回は「街」をテーマにしたいのである。
先月、念願だった和ペリティーウ゛ォな街「プラハ」に行ってきた。僕にとって和ペリティーウ゛ォな街というのは3つの条件がある。
ひとつ目は、路面電車のある街並み。ウラジオストックだろうが、ローマだろうが、長崎市だろうが、路面電車のある風景はいいものである。そして、バスとはまたひと味違う音と揺れ方を感じながら、その街の匂いを眺めていると和ペリティーウ゛ォな気分を味わうことができる。ウラジオストックでは軍港など映画のような風景が見えてきたり、ローマではコロッセオなどの2000年近く前にタイムスリップしたような古代を感じたり、長崎市では洋館や教会など異国情緒の中の日本人を味わったりするわけである。プラハでは、ウ゛ルタウ゛ァ川をトラム(路面電車)で渡る時に窓に映る、プラハ城や国民劇場など絵画のような世界は、何度見ても飽きることがなかった。
ふたつ目の条件は、どこか統一された建物が街に広がっていること。プラハには赤い瓦の屋根が街全体を覆っている。こういった街並みを小高い場所にあるカフェやベンチに座ってボーッと眺めていると、あっという間に和ペリティーウ゛ォな時間は過ぎていく。 |
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そして最後は街の中に安全な公園があること。プラハの場合、ケーブルカーであがるペトシーン公園がある。ここで僕は残暑見舞いの葉書を書いたり、書き仕事をしたり、昼寝をしたりしていた。
おっと、もうひとつ大切な条件を忘れていた。うまいビールが街の至るところで飲めること。これはチェコに関しては言うまでもない。一人当たりのビール消費量世界一を誇るチェコは、ビールがどこでも安く飲める。ということは和ペリティーウ゛ォな街の条件は4つになってしまうのか? いやいや、自分がその街を気にいれば、和ペリティーウ゛ォな街になるのである。
「わしの街がドブリー(最高)じゃけん」
仲のいい日本語が話せるチェコ人が、広島弁とチェコ語を混ぜてふざけて僕に言った。
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