昨年、スキーを始めた。というよりは再開したと言った方が正しい。大学時代はスキーに行っていた。映画『私をスキーに連れてって』が流行った頃で、どこのスキー場に行っても混んでいた。それでも、リフトに乗って、ゲレンデに流れる松任谷由実の曲を聞きながら、「俺ってトレンドしてる」と悦に入っていたのである。おぉ、恥ずかしい若き日の自分。
しかし、いつしかスキー場に行かなくなった。理由は2つあった。一つ目は僕のウェアの機能性がひどかった。下に何枚も着ないと寒い。しかし、少し滑ると中に熱がこもってしまい今度は汗をかき、逆に寒くなる。ただでさえ寒さが嫌いなのに、これ以上、寒さを我慢するのが耐えられなかった。二つ目はスキーに行く友人全てが体育会系で、行くからには1日リフト券の元を取らねばとお茶も飲まないで、リフトの終了時間まで延々と滑る。生まれっからのぐうたら人間「イシコ」はついていけなかったのだ。こうして、僕はいつしかスキーから遠のいていた。 |
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