waperitivo 和ペリティーヴォな朝

1分1秒でもゆっくり眠っていたいという方に、朝のイメージを聞くと「バタバタ!」、「ドタドタ!」、「イライラ!」、「キツキツ!」と、あまり、いい擬音は聞こえてこない。僕は、昔から、「ジジイ」とあだ名がつくほど早寝早起きだったせいもあるのか、朝の時間が大好きである。その朝好きが高じて、遂に今回、朝プロジェクトのナビゲーターを引き受けることになった。

そんなに朝早く起きて何をしているのか?

大好きな音楽をかけながら、ヨガのまねごと(僕は身体が固いのでどうしても、まねごとのように見え、ヨガとは言い切れない)をしたり、本を持って朝風呂にゆったり入ったり、近くの大好きな公園を散歩しながら写真を撮ったり、窓を開けてコーヒーや紅茶に限らず、ワインやビールなどを飲みながら空を見ていることもある。

これは、どこの国に居ても楽しめることばかりである。もちろんモンゴルのようにゲルに泊まった次の日は、朝風呂ってわけにはいかないが、ヨガや散歩、飲物などは、たいていどこの国や場所でも楽しむことができる。

プーケットやバリ、ハワイなどのように海辺のコテージで、朝焼けの中、波の音を聞きながらヨガをしたり、スウェーデンの冬のように、ぴ~んと張りつめた空気の中、氷の上の散歩を楽しむ朝もある。街中の朝も楽しい。ホーチミンやヤンゴンのように自転車の波を撮影したり、ニューヨークなどでコーヒーメーカーの音だけが響く部屋で、窓を開けた瞬間、都会の喧噪が入り込む空気感を味わう朝も楽しい。

何もしなくてもいい。ボーッとしながら、朝の空を眺め、その場所の空気に身体を馴染ませるだけでも幸せな時間が流れ始める。僕の場合、こうして朝を楽しむことができるとその日は、和ペリティーヴォな一日として過ごすことができる可能性が高いのである。

さてさて、さっそく朝プロジェクトのナビゲーターとして、日本一の朝を迎えられる八ヶ岳南麓にて、カッコウの声をつまみに、バーボンを楽しむイシコである。一応、仕事だからね。と自分に言い聞かせながら。

というわけで朝の擬音を、「ゆるゆる」に変えてみてはいかがでしょうかぁ

イシコ

1968年生まれ。ホワイトマン代表
岐阜県出身。静岡大学理学部数学科を卒業するが先生になりそこね上京。映画、テレビ、演劇、イベント、出版、大道芸と様々な業界を渡り歩き、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、現在は(有)ホワイトマンプロジェクト代表。 ホ ワイトマンとは国内国外問わず、イシコの友達が白塗りをして、ショー、映像、本、 プロダクトなどを5年間限定で産み出して、遊ぶプロジェクト。MONOマガジンにて 「ホワイトマンの物生講座」連載中。
ホワイトマン公式ホームページ 和ペリティーヴォ ホームページ

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