waperitivo 和ペリティーヴォなキャンドル

先日、トロント映画祭で『敬愛なるベートーヴェン(邦題)』という作品を観た。ベートーヴェンが第九を作曲した晩年期の頃を描いた素晴らしい作品である。日本公開が決まっているので、内容に関しては観ていただくとして、その中に登場するキャンドルの演出がたまらない。何本ものキャンドルの上で踊る炎が、ベートーヴェンの繊細かつ豪快な心の様を現しているように思えてくるから不思議である。

(写真左上)ヨーロッパ寺院の柱をかたどって作られた円柱形のキャンドル、ピラーキャンドル(左下)ガラスホルダーのキャンドル(右)キャンドルの柔らかい光が好きなのである。 提供:キャンドルハウスカメヤマ

和ペリティーヴォなキャンドル

僕は、よくキャンドルを利用する。もちろん「蝋燭」と呼ぶ蝋で創られたキャンドルも使えば、何度も詰め替えできるリキッドキャンドルも使う。どちらもキャンドルが灯された中で浮かび上がる和ペリティーヴォな明かりは気持ちを穏やかにしてくれる。現代の生活の中で電気のない生活はありえない。だからこそ、こういった時間は大切にしたいのである。

中でも入浴時にキャンドルだけを灯し、ワインを持って浴槽につかり、炎の明かりを観ながら、ゆったり飲む時間が大好きである。炎は、ほんの少しの呼吸にも反応して揺れる。まるで生きているようかのように。だからこそ危険でもあり、美しくもあり、穏やかにしてくれるのかもしれない。

(写真左)キャンドルに照らされた赤ワインの赤が大好きなのである。
(写真右)イシコのバスルームでは、このリキッドキャンドルを使っている。

中でも入浴時にキャンドルだけを灯し、ワインを持って浴槽につかり、炎の明かりを観ながら、ゆったり飲む時間が大好きである。炎は、ほんの少しの呼吸にも反応して揺れる。まるで生きているようかのように。だからこそ危険でもあり、美しくもあり、穏やかにしてくれるのかもしれない。

ながら、ワインとキャンドルと入浴の時間を楽しむこともあれば、沈黙にしてキャンドルをボーッと眺めつつ、アルコールと供に頭の中をグルグル巡らせることもある。ただ、あまりに気持ちよくなりすぎてキャンドルをつけたまま、バスルームを出てしまうことがある。キャンドルを消し忘れ、そのまま翌朝、溶岩のようになっている。これは危険なのでお気をつけくださいませ。ともかくキャンドルと入浴の関係性は和ペリティーヴォな時間には、ぴったりだと思う。

旅が多い僕は、今、一番、開発して欲しい商品は旅先用のキャンドルである。そういった意味でも写真のようなコンパクトな缶のキャンドルが試作品のみで商品化されなかったのは残念でならない。いっそのこと、ホワイトマンでキャンドルを自分用にカスタマイズしてしまおうかなぁと真剣に考えているところである。

和ペリティーヴォなキャンドル  これが商品化されたらなぁ。

イシコ

1968年生まれ。ホワイトマン代表
岐阜県出身。静岡大学理学部数学科を卒業するが先生になりそこね上京。映画、テレビ、演劇、イベント、出版、大道芸と様々な業界を渡り歩き、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、現在は(有)ホワイトマンプロジェクト代表。 ホ ワイトマンとは国内国外問わず、イシコの友達が白塗りをして、ショー、映像、本、 プロダクトなどを5年間限定で産み出して、遊ぶプロジェクト。MONOマガジンにて 「ホワイトマンの物生講座」連載中。
ホワイトマン公式ホームページ 和ペリティーヴォ ホームページ

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