あなたは笑顔が好きですか? 外国の街を歩いていると様々な国の笑顔に出会います。言うまでもありませんが笑顔に言葉はいりません。つまり笑顔に国境はなく、笑顔には攻撃性が感じられません。僕のような見慣れない外国人が歩いていると怪訝そうな顔に出会うことがあります。そんな時、こちらが笑顔を見せれば、半分くらいは笑顔で返してくれます。残りの半分は、そのまま無視されます。それでも笑顔が返ってくる率はイチロー選手の打率よりもいいのです。
(上写真)ホテルの近くの商店街にいたピエロの彼は、毎日、笑顔でいつも送り出してくれました。(デリー:インド)
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できる限り旅の間は笑顔でいるようになりました。もちろん、ニコニコしているだけでは旅は続けられません。時にはきちんと怒って相手に意思表示しないと伝わらないこともあります。ただ、その感情は引っ張るのではなく、すぐに、また笑顔で歩き始めるのです。
あいつは、いつもヘラヘラしていて、バカだと思われることもあります。以前は、そう思われるのが嫌でした。しかし、このところバカだと思われても平気になりました。というより自分がバカだと思われていることに対して傷ついている自分が滑稽に思えてきました。えっ?バカじゃないって思っていたの? と。
(左写真)3週間、ほぼ毎日、一緒に遊んでいた子供。罪のない笑顔も好きですがこういった小悪魔のような笑顔も大好きでした。(ワガドゥグ:ブルキナファソ)
笑いと涙が混在するときもあります。例えば出会いに別れはつきものです。始まりがあれば終わりがあるものです。それは旅だろうが、物だろうが、大きく言えば人生であろうとも。もちろん別れの悲しさがこみ上げ涙が含まれることもありますが、そういった時こそ笑顔で迎えたいと思います。
曖昧な和ペリティーヴォという定義をもっての長い連載の旅も今回でお別れです。改めて「和ペリティーヴォって何ですか?」と聞かれても相変わらずまともな答えができません。ただ、全てを読み返してみて、一つだけ言えることは、和ペリティーヴォには笑顔になれる要素が含まれていました。これからも皆様が素敵な笑顔で日々を過ごせることを心からお祈り申し上げます。長い間、おつきあいいただき本当にありがとうございました。またお目にかかれる日まで。
(右写真)3日がかりでタイ語をたくさん教えてくれた親子との別れは涙まじりの笑顔でした。(ムクダハン:タイ)
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イシコ
1968年生まれ。ホワイトマン代表
大学卒業後、女性ファッション誌編集長、Webマガジン編集長を経て、期間限定のホワイトマンプロジェクトでは白塗りで様々なコンテンツを生み出す。現在は「セカイサンポ」と称し、文字通り世界を散歩中。散歩の達人の連載コラムなどコラムニストやブロガーとしても活躍している。
イシコのセカイサンポ
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