世界がみえる 投資をして資産を増やそう!

最近、気になるCMがあります。日経新聞の「お見合い中継実況」編。お見合いでは投資能力をアピールする女性が「これからは自分で考え、増やしていくことが大事だと思うんです」といい切り、最後に男性に「すてきだ~!」と言わせます。

株価の低い銘柄が増えたことやネット証券の登場で、より手軽に証券投資が可能になりました。そのため、証券会社などでも女性をターゲットとした説明会などが人気を集めています。東京証券取引所では証券会社主催で、女性のための株式投資セミナーが定期的に開催されていますが大盛況となっています。

銀行円預金金利が低いこの時代、貯金をしていても利子率はスズメの涙ほど。対して株式投資にはリスクは伴いますが、ただお金を寝かせておくよりも配当金などによる利回りがよいことや、株価の上昇によって資産を増やすことができる、ということが一番の魅力となっているようです。最近では、デパートや化粧品の割引券やお米券など、株主優待に着目した投資家も増えたようです。

それでも統計によると、まだまだ、日本における個人の株式投資比率はアメリカに比べると低い水準となっています。

2005年9月末時点の日銀統計によると、日本の家計の資産構成では、金融資産合計に占める株式・出資金の割合は全体のおよそ1割にあたる、9.8%。対して、アメリカでは、株式・出資金の占める割合が33.8%になっています。株式投資はまだ日本には浸透していないようです。

最も株式投資は利益を生むばかりではありません。株式相場はここ数日間急落し、日経平均株価はわずか3日間で1000円以上下げています(2006年1月18日現在)。専門家のアドバイスをうけるなどして、注意しながら着実に資産を増やしていきましょう。そして「すてきだ~!」と言ってもらえるような素敵な女性になりましょうね。

◆ 日経新聞のCMはこちら
◆ 東京証券取引所でのセミナーはこちら
◆ 資金循環の日米比較(日銀による)はこちら

丹羽 康子/ Yasuko Niwa

英国オクスフォード大学で国際関係学を専攻し修士号取得。政治だけでなく金融知識も身に付けたいと帰国後、外資系証券会社に勤務する。現在は株式市況のレポーターとして日経CNBCに出演中。

 

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