井の中の蛙になってしまってはいけません。ビジョンは大きく。視野は広く
日本の雑誌の表紙を飾る外国人は多くいます。経済界には、日産自動車のカルロス・ゴーン氏、ソニーのハワード・ストリンガー氏。アートの世界では海外同様に日本でも有名な役者、アーティスト、音楽家、名前を挙げられないほど多くのひとたちが活躍しています。日本のスポーツ界でも活躍する外国人は多くいますが、日本の伝統スポーツの相撲でも朝青龍、琴欧州ら、外国人選手が功績を残しています。
海外で活躍している日本人は?と目を向けますと、まず浮かぶのが冬のオリンピックで金メダルをとった荒川静香選手。また、アメリカの野球界で活躍するイチロー選手、が有名でしょう。スポーツ界以外でも、海外を拠点に音楽界で活躍する代表的な日本人は指揮者の小澤征爾氏。前国連難民高等弁務官の緒方貞子氏や、元国連事務次官の明石康氏なども海外で活躍されました。
ところでなぜ今回このようなトピックを選んだかというと、最近、ハリウッド映画『SAYURI』を見ました。海外で活躍する日本人はそこそこいるのに、「役者」の世界には日本人が少ないのか、「SAYURI」の日本人の主人公役を中国人の人気女優が演じました。映画は確かに英語なので日本人でなくても務まる役柄ではありました。
ただ調べてみますと、中国では日本人芸者役を中国人が演じたことで、「映画やテレビ番組などの内容を審査する国家ラジオ・映画・テレビ総局が、世論の反発を考慮して上映禁止を決めた」と報じられていました(2006/1/23 読売新聞)。日本人役を日本人でない人が演じると、いろいろなところに批判もでてくるようです。